恋子

刈田にも案山子の影や名月の顔の傾ぶきわびしさ宿る

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白砺

行く季節部活帰りの薄暮時に街灯陰るきみの横顔

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平見翠玉

陽の当たる日々ばかりではない笑顔と相手を思う言葉があれば

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恋子

夜顔のけわいほどこし待つ閨の月の明かりの悩ましき艶

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梅鶏

公園の船は旅には出ないのに子は幸せな顔をしている

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めるへん

誘導棒振りし男の顔焼けて燻したような肌の渋さよ

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ちょこのん

「ご機嫌はいかが」と訊かれ「死にたい」と笑顔で交わせる世界が欲しい

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うるふちゃん

知ってるよあなたの好きなあの人を笑顔が似合うあの子でしょ

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サルトビ

我が道を ここまで来れた 感謝にと 助けてくれた 人達の顔

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恋子

湯沸かしを温水目盛りに動かして顔を洗えば秋と目覚めて

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