もえ

もえ

「仕事終え確かにそこはほのぼのと日が長く伸びきみ想うとき」

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もえ

「じゃあまたね微笑みながら去りゆきてまた春が来て会えますよねと」

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もえ

「またいつか笑い合おうねあの場所で校庭の木はあのままなんだ」

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「早帰り放課後広場歓声にクスッと笑いまた真顔なる」

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もえ

「悩むから迷うから好きいびつでもそのままでいいきみがいいんだ」

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「ぼた雪のはかなく溶けて停車場のじゃあまたねと言の葉わびし」

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卒業の文字に滲んだ春色のひとひら散りてきみの背を追う」

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フーフーと息吹きかけて包みおりぼくがココアになりたき夜」

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「さあ お行き北の国より便り来てこころ置かずに去り行く空よ」

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泣いていい教えしきみは彼方よりしあわせ連れてかなしみ置いて」

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