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恋子
恋子
通せんぼ幼い恋のいじわるがおさげにぶたれて手をつながれて
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恋子
恋子
笑うかなスッピンの恋のたくましく普段を見せて君を担いだ
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恋子
恋子
孑孑がニコリと笑った水たまりブタの口まで生きてく世界
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恋子
恋子
波間には恋の亡き骸プカプカとゴメの鳴く哭く経を唱える
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恋子
恋子
手にヒール女が泣けば海鳥のもらい鳴いて恋のレクイエム
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恋子
恋子
人生の始末と女将店を出し翳りの艶に恋の傷跡
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恋子
恋子
そよ風のうとうと誘う籐椅子に意地の悪さや恋路の栞
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恋子
恋子
惑わせて君は小悪魔春の野の野辺咲く花の恋の泥棒
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恋子
恋子
わけもなく涙の群れてあさきゆめ恋はときめきとどろく春雷
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恋子
恋子
お~い恋山で叫んでコッヘルに即席麺でごまかすひとり
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