恋子

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批判より自分を磨けとだまし絵の真理を仕掛け嘘を愉しむ

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恋子
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よさこいや帯屋町からお城まで恋を流してひろめの酒場

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恋歌を頭で綴る飾り歌口で奏でて疼くアッカンベェー

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おいしいとついつい褒めた惣菜の値引きシールは三枚重ね

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恋子
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よるべとも思いもせぬが恋は恋からだが疼く抉りにおいでよ

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さじ一杯おまけ二粒ミルに挽く朝の営み醸すサイフォン

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恋子
恋子

ゴミの日に燃えない恋と分別もナマごみの方がよかったかな

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恋子
恋子

舌先で恋を騙ってはくちびるをいやらしく舐めて舌なめずりを

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とりあえず宵の麦酒に朝に句を自己陶酔の脳内麻薬

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恋子
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それぞれの田水に一絵初夏の月せめての贅や棚田の風情

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