ちゆ

ちゆ

書留で離婚届を送るので花びらに似たインクで書いて

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ちゆ

友人の訃報を聞いて真っ先に自死を疑う人間、俺は

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ちゆ

⁡幸せになってほしいと柔らかに突き放される遠雷の午後⁡

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ちゆ

⁡ことばことばことばにまみれていく短歌⁡ ⁡くれる男とくれない男

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ちゆ

⁡あの人の視線を高く保つため星座をいくつ覚えたでしょう⁡

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ちゆ

⁡それならばちゃんと治せる恋だけをしたいと君は震えるのです⁡

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ちゆ

伊勢丹の手提げもつ母ちゃんの頬⁡ ⁡やわい興奮やましく見てる⁡

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ちゆ

電話越しそっと寄せてる想いあり⁡ ⁡周波数だけ似せた偽物⁡

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ちゆ

⁡君だけと多くの男に言わせてて誰が誰だか 私は誰だ⁡

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ちゆ

⁡散るまでを愛してもらうためだけの私はさくらみたいに綺麗⁡

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