ちゆ ちゆ
ちゆ
ちゆ ばあちゃんの手がこんなにも美しい美しいとようやく知る帰省
ちゆ にほんごが永遠に紡がれるほどあなたはいくつものあなただった
ちゆ にゃんころり それは午睡のまんなかのゆるみが息を始めたような
ちゆ 色々、と君が事情を誤魔化せば幾万の色にて壁が立つ
ちゆ 生理痛心配されていてセフレなどと呼ぶべき相手ではない
ちゆ まろやかにほどけて眠る君のそば午後はいつまででも午後であれ
ちゆ たまに会いたくなる人がいる ずっとこのままたまに会いたくなりたい
ちゆ ご家庭内でご不要になりましたテレビ、エアコン、かつて愛だったもの
ちゆ 