ちゆ

ちゆ

⁡香り立つジャスミンティーが冷めるまでならば聞いてもいいよ言い訳⁡

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ちゆ

⁡秒針の先読みいつもままならず何も手に入らない あなたも

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ちゆ

賢くはならないでいて それゆえの涙で多分海になるから⁡

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ちゆ

パソコンと睨めっこする君の手にそっと移していく36度5分(ろくどごぶ) ⁡

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ちゆ

笑いあうのはたぶんまだ痛みって感覚を忘れないためだよ

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ちゆ

⁡ほっぺたをふわりと撫でていく風を君と思って泣かせてほしい⁡

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ちゆ

大空を飛びきったころ戻ります⁡ ⁡君だけを進入灯として

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ちゆ

⁡ぐしゃぐしゃで道に捨てられてた傘を畳んで行った人がいたのだ

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ちゆ

永遠はないねと笑いあうときが永遠に続けばよかったね

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ちゆ

行き先の違う人間たちと乗る朝の電車は救いに近い

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