めるへん

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裸足にて波打ち際で遊ぶより硫黄の臭う足湯に浸かる

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雨雲に隠れ名月光りなく街灯のみが輝き増して

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チカチカと蛍光灯はイラついてオン・オフしては慰めて見る

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ぐったりと水を含んだTシャツも光と風で生気は戻る

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動けない 歌の詠えぬそんな日が いつか来るのか天気図を見る

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特別にきれいな訳じゃないけれどこの街で死ぬ 古里だから

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亡き妻が教えてくれたことそれは男と女は別の生きもの

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焦点の合わぬ眼で名を探す朝刊開き投稿欄を

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仲秋の名月晴れて眩しくて彼の地の闇を照らせと祈る

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秋更けて夜はさやかに虫の声 無数の星のまたたき妖し

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