めるへん

家事するは無限だなぁと感じてる　楽な方へと手抜きも無限

強がったところで所詮ひ弱なら臆病ですと言って生きてく

傷ついた心に貼れるキズテープ　優しい言葉にあったかスープ

砂浜の波はゆっくり寄せ返す　背中をなでる母の静けさ

大地震屋根のシートはほぼへたり雨露しのぐ力消え失せ

独裁者批判したとて所詮歌変わることなくますます憎し

「非常時はあわてず指示に従って」非常口さすマークは走る

大仕事終えて男ら「お疲れ」と家へと帰る昭和の深夜

アンフェアな奴でもいいよギリギリのやってるふりで生きて行ければ

頭たれ背中丸めてそれ程に俺のこうべは実っていない

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