恋子

恋子

偲ぶればそぼ降る秋の夕暮れに君かと覚えば心乱れ

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恋子

恋遊び花占いの好き嫌い一片もいで無邪気に笑う

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恋子

恋心秋の夜長を恨みつつ明日のコーデの悩みがよぎる

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恋子

朝さやか感じる秋のやわき風あわれ歯向かう夏の落ち武者

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恋子

嬉しいと知らないあなたはねえねえとラーメン食べに行こうと誘う

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恋子

食った後に気になる匂い口の中駅のトイレでガラガラゴロと

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恋子

恋しくてあなたに会いに行くのだがいつも捕まるあのラーメン屋

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恋子

ならぬ恋いけない二人の祝言に三々九度の屋台コップ酒

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恋子

夕暮て秋の街路樹手をつなぐ影の重なる虫の鳴きやむ

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恋子

秋の色秋の気配に澄む秋の秋うららかに秋のさわやか

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