恋子

恋子

春本や秋の夜長のなぐさみに裸電球官能探査

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恋子

隠すほど艶を研ぎだすサマーセーターずるいぜオンナオスが目覚める

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恋子

悪いやつ思い出残してゆく夏のおとなの恋の傷がうれしい

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恋子

うぶではないがどうぞだなんて言えなくてあなたの恋はおやつの程度

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恋子

日終いに秋の泡だとグビぐびり吞ん兵衛笑いとりあえずかな

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恋子

恥じらいに乳房を隠し月明り隠せば艶の魅せて妖しき

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恋子

今日もまた雨月となりて十六夜の黒髪梳いて恋の傘立て

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恋子

素敵でしょ見せかけだけの恋だけど秋の空には噂が似合う

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恋子

浅漬けの胡瓜がうまい朝餉には夏の余韻を秋に楽しむ

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恋子

四畳半座布団一枚桃源郷作家を気取れば芸妓が盛る

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