恋子

恋子

どぎゃんしたまだそぎゃんこつば言いよっと幼いままに同窓会に

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恋子

遅刻かい秋に戸惑うひまわりの遅れて咲いて老いらくの恋

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恋子

夏の恋秋のいじわる通せんぼ白兎の海で神話を学べ

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恋子

君の名を残して淋し電話帳ポチッとすれば逢える気がして

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恋子

君の名を残して淋し電話帳ポッチとすれば逢える気がして

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恋子

糠床の夢を覚まして秋茄子の新米うれし今朝の食卓

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恋子

どうかしら君は見たかな秋の夢君と鬼ごっこいい歳してね

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恋子

ひとり鍋豆腐半丁こぶの湯に人肌恋し沁みる燗酒

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恋子

淡き恋ものを思えば愁い咲く野路の花など見向きもされず

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恋子

背伸びして秋を吸い込むさあ散歩野路の花見にちょっと寄り道を

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