恋子

恋子

風のやみ立ち位置これは大嵐誰か誰がと戸惑う団扇

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恋子
恋子

寂しげに陰を演じて気を誘い汗の一筋後れ毛濡らし

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恋子
恋子

気を持たせ魅惑と蠱惑婀娜の花夢を魅せますお気の召すまま

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恋子
恋子

寂しげに恋を流して浮世川涙と恨み未練の舟に

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恋子
恋子

とめどなくあふれあふれて恋うれし不安と自信それもときめき

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恋子
恋子

胸に顔甘え埋めて東雲の恋の溜まりのけだるき目覚め

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恋子
恋子

心地良きけだるさ残し朝シャワー残り香移り香残り火知る

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恋子
恋子

チリチリリ風鈴鳴いてドリップの香怠惰な肉の囀りだして

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恋子
恋子

早苗鳥鳴けば早苗のさわさわと南風に揺れてやれ夏序章

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恋子
恋子

この恋はどんな味付けしてみよかたまには濃い目ちっちゃいうす布

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