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澄水
澄水
水のごと空気のごとく二人居る死さえ二人を分かつ事無し(月子 澄水)
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澄水
澄水
さみだれて無数の雨が落ちて来るその一滴も池となりたる
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澄水
澄水
夏の朝風を集めて彼方へと送り届ける涼やかであれ
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澄水
澄水
‹信›在らば不生不滅と成両にけり死すべき運命絶対の生
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澄水
澄水
暑くなりマリーゴールド元気良く何時までも咲く終わり無き夏
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澄水
澄水
称うれば神が仏が満ちてくる天上天下唯我独悪
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澄水
澄水
朝風が頬撫でて行く梅雨晴れ間夏雲探す水色の空
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澄水
澄水
歴史に名残すまいとも残すともジャンヌダルクよりグレタトゥーンベリ
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澄水
澄水
久方の月の光は半分を越えて満ちたり虫の音もする
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澄水
澄水
ニヒリズムアナーキズムの極地から‹信›へと開く全てが見える
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