夢に向け ただひたすらに 走ってた 『大人』がゴールと 勘違いして
題『サッカー(テーマ詠)』 にて
水草に 隠れて休む メダカ見て 実家の母が メガネを探す
題『家』 にて
熱々の コーヒーカップ の中に書く ふわふわ雲の 幸せラテを
題『雲』 にて
『明日会おう』 暮れゆく空に 真っ直ぐの 飛行機雲が 知らせをくれて
題『雲』 にて
川底が 透けて見えると そばにいる 私の心 見透かされてる
題『川』 にて
この先は 良くも悪くも ゆっくりと 呼吸合わせて 夫婦二人で
題『吸』 にて
下向いた 薔薇の首もつ 優しい手 上を向かせて 話しかけてる
題『手』 にて
懐かしき 友の便りで あの頃に 時が戻った 夏の出来事
題『夏(テーマ詠)』 にて
振り返る 日々に終止符 打つために 一輪の花 部屋に飾って
題『止』 にて
『美味しい』と 母の答えを 聞きたくて 炊いた煮物を 何度も味見
題『答』 にて
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