風習を 気にせず生きて きた私 七草粥を 初めて作る
題『七』 にて
新年の 挨拶をまだ していない 人に会うたび オウムになって
題『年』 にて
ふるさとに 繋がっている この駅に 今年初めて ぼたん雪が降る
題『駅』 にて
持たされた 想いと一緒に つめられた 甘いみかんが 帰省の朝に
題『みかん』 にて
大晦日 ひとりになった 母のため 黒豆つめる 小さな重箱
題『大晦日(テーマ詠)』 にて
玄関に ちょこんと並ぶ 靴の中 アンパンマンの 靴下顔出し
題『自由詠』 にて
会うたびに 同じ話しを する母の 今の楽しみ 笑顔を探す
題『会』 にて
窓からの やわらかな風 カーテンを なびかせ頬を 撫でる優しさ
題『カーテン』 にて
直角に 曲がった首で 見るスマホ 上向き空を 世界を見ようよ
題『角』 にて
目を閉じて 遠い昔を たどる旅 過去に忘れた 記憶をたどる
題『忘』 にて
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