楽しみは 日々の小さな 喜びを 探しあてては 短歌にしたり
題『楽』 にて
サラダから 手をつけ食事 楽しんで 歳重ねゆく 日々の生活
題『サラダ(テーマ詠)』 にて
キュッと鳴く 水風船を にぎる孫 おそれを知らぬ 無邪気な顔で
題『水』 にて
猛暑日に ひまわり空へ 向く顔に 疲れた我が 元気をもらう
題『暑・熱』 にて
七夕に 生まれし孫は 一歳に 生まれかわりと 父星になり
題『七』 にて
酢を入れた 春雨サラダを 混ぜながら 夏バテしないと 心に決める
題『春』 にて
転がった 麦わら帽子を 追いかけた あの夏の日の ひまわり畑
題『転』 にて
水やりを 実家の庭の 紫陽花に 梅雨明けしたよ と話しかける
題『明』 にて
もうないと 空箱見せて ニッコリと ごまかす私 泣く孫を抱く
題『嘘(テーマ詠)』 にて
月光で 輝く水が 押し寄せる 溺れる心 橋上に立つ
題『橋』 にて
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