広々と 短歌の海を 詠み人は 言の葉の風 紡いで航る
題『広』 にて
駅前の広場の隅に捨てられた自転車みたいに影になる夜
題『広』 にて
コメント、ありがとうございます。 私は当時、神戸に住んでいました。 忘れたい記憶と、忘れられない記憶…
題『集』 にて
地下街の 昔馴染みの ジャズ喫茶 心も揺れる 追憶の音
題『地』 にて
在りし日の 君が選んだ月見草 枯れないように散らないように
題『選』 にて
藍色の二人で選んだ服を着て君待つ場所へ空飛ぶように
題『選』 にて
ラジオから偶然流れた[風]の歌 浮かんで消える君の横顔
題『顔』 にて
風が問う どちらのほうが 好きですか 彼は誰の時 誰そ彼の時
題『自由詠』 にて
名も知らぬ 誰かが詠んだ 恋歌が 優しく響く 心に響く -うたたね歌人に捧ぐ-
題『自由詠』 にて
言の葉を紡いで繋いで成り合えば動き出すんだ誰かの心
題『成』 にて
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