日光に背中を向けて引っこ抜くドクダミの根の白さ深さよ
題『光・ひかり』 にて
ギャートルズみたいな肉を噛みちぎる野生を忘れサプリ呑み込む
題『肉』 にて
使えないブラウン管テレビに映る父の描いた家族の話
題『昭和(テーマ詠)』 にて
自販機でボタンをしてみるくらいの軽さで新たなことを始める
題『押』 にて
ちょっとした風で揺れてしまう炎 消さないように心に灯す
題『風』 にて
自分には輝いた記憶はなくて 望遠鏡でのぞく星空
題『うれしい(テーマ詠)』 にて
砂利道の不安定さに慣れてきて菜の花に触れ種溢れ出す
題『道』 にて
赤色は生きてる色だと青かったトマトに言われ三つも食べる
題『自由詠』 にて
晴天に似合わない心引き連れて木陰に逃げる 蟻の行列
題『晴』 にて
風の中水になりきれないからだを菜の花と共に揺すられている
題『水』 にて
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