「あるもので何か作るね」手料理で陥落した僕 月日ながれて
題『落』 にて
「君こそ」の結び流され宙ぶらり またクマ出たと横顔で聞く
題『聞』 にて
サンタにも食べさせたいと冬晴れに 白菜漬ける母の手赤く
題『白』 にて
はしゃいでるサイダーみたいな恋だった 消えぬ落書き きみは元気か
題『消』 にて
棚に置くケチャップたちと同じよう 僕にも時給の値札貼られる
題『よう』 にて
ふと急に君が無口になった朝 部屋に差し込む 父となる意味
題『急』 にて
企みを悟られまいと目を逸らす 手の中うずく赤い切り札
題『手』 にて
無邪気にも一番に踏む霜柱 アームストロングになる足裏
題『冬(テーマ詠)』 にて
飯なんか食ってる場合じゃないですよ 妻は陣痛 義父は呑気に
題『場』 にて
レス とても嬉しいです。 子育てという冒険からは学ぶ事ばかりですよね。
題『今・いま』 にて
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