年ごとに心の壁が厚くなり ガンコ老人ガンコに生きる
題『壁』 にて
壁になり君を守ってあげたいが そんなのいらんと猫は知らん顔
題『壁』 にて
俺の村時間の流れがゆっくりで 文明開化がいつ来るのやら
題『時』 にて
アマゾンで時間の種を買ってみた そんな時代が来るといいよな
題『時』 にて
老齢で残り少ない時間でも 明日があるさと気楽に生きる
題『時』 にて
一粒にひとつの幻想忍ばせて 雪は降り来る夜の街にも
題『雪』 にて
雪は降るやがて消えゆく運命を 知らずに白く降り積もる
題『雪』 にて
忘れよう思えど消えぬあれこれを 背負って登る坂を見上げる
題『忘』 にて
なにもかも忘れてもっと愛される ワインレッドの歌が染み入る
題『忘』 にて
古里の風が運ぶか手のひらで 淡く消えゆく望郷の雪
題『風』 にて
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