透明な小さな雨の一しずく 誰にも見えぬ私の痛み
題『自由詠』 にて
カップ麵食べて迎えた正月と いつもの景色ただ独り行く
題『正月』 にて
煩悩を 掴みきれずに こぼれ散る 希望絶望 愛情無情
題『大晦日(テーマ詠)』 にて
時はただ過ぎゆくものと知りながら木漏れ日ゆれて消え残る影
題『消』 にて
今宵見る 紫式部と夜半の月(よわのつき) 月見団子と緑茶一服
題『今』 にて
図書館の本が瞳を追いかける 手に取ることを待つかのように
題『本』 にて
現実と夢の狭間に迷い込み自分を探す真夜中の二時
題『自由詠』 にて
写真から 滲む光が 惑わせる 色あせぬ人 捨てられなくて
題『光・ひかり』 にて
真っ白なキャンバス描く薄明の心象スケッチ桔梗色の空
題『白』 にて
寂しさに耐えられなくて眠れずに星を数える青白(せいはく)の夜
題『白』 にて
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