あの夜の星をレンズで追いかけて想いは巡る冬の珈琲
題『自由詠』 にて
終電の座席に残る冷たさは別れの夜の君の吐息か
題『座』 にて
茉莉花(マツリカ)は神様からの贈り物 暮ゆく風に想ひ出つれて
題『神』 にて
綺麗だね 七つ数えて 手を伸ばす 君の瞳に 北斗七星
題『七』 にて
復興を告げるテレビのその外の ひろえぬ声に想いを寄せる
題『テレビ』 にて
喧騒も夢も汚れも清掃のモップに消える夜明けの駅舎
題『駅』 にて
テレビは芸人ばかりで単調で来る人もない炬燵にみかん
題『みかん』 にて
『あけましておめでとう』とは言えなくて能登の地震二年目の冬
題『正月』 にて
街灯り 梵鐘沁みる ベランダで 白き吐息は 平和を願う
題『大晦日(テーマ詠)』 にて
冬日和 春に芽吹けと 種をまく あなたのために わたしのために
題『冬(テーマ詠)』 にて
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