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おむすびを頬張る毎に頂の先に広がる麦黄金色
親友と彼は寝ました時は金サヨナラだけが人生さ
世界一きれいな顔を札にする為 ただそれだけの為に建国
トリックもトリートさえもいらないわ 願わくば生涯自堕落させて
キンモクセイ無数の花がこぼれ落ち香り漂う金の絨毯
「ほら、ここにもたれていいよ」と三日月が腹を見せをり金曜のよる
黙って生きてる唇が乾いた。十円玉を、かちゃりかちゃりと。
金曜の夜だし今夜は十三夜 月を眺めてのんびり過ごす
一日に金魚メダカを可愛がる時間たっぷり私の平和
ボロボロのバックパックに落ちていた異国のコイン買えぬ若き日
危篤の夜 落ちてる銭を拾うのに三途の川を渡れずと母
金よりもいぶした銀が好きだったそれより地味な生き方だった
鉄材の加工ひたすら五十年金を失う人生だった
五百円玉に彫られた名も知らぬ草は世間で一番孤独
金塊ってどう使うの、ひと切れずつ取り分けてもいい?ようかんみたく
五百円貯金は金ピカメダルみたいなんだか褒められてるみたい
コンタクトレンズをやめて固定費が浮いたお金でうなぎ食べよう
米は八十八の手間暇かけて秋に黄金の穂が実るのだ
おむすびを頬張る毎に頂の先に広がる麦黄金色
親友と彼は寝ました時は金サヨナラだけが人生さ
世界一きれいな顔を札にする為 ただそれだけの為に建国
トリックもトリートさえもいらないわ 願わくば生涯自堕落させて
キンモクセイ無数の花がこぼれ落ち香り漂う金の絨毯
「ほら、ここにもたれていいよ」と三日月が腹を見せをり金曜のよる
黙って生きてる唇が乾いた。十円玉を、かちゃりかちゃりと。
金曜の夜だし今夜は十三夜 月を眺めてのんびり過ごす
一日に金魚メダカを可愛がる時間たっぷり私の平和
ボロボロのバックパックに落ちていた異国のコイン買えぬ若き日
危篤の夜 落ちてる銭を拾うのに三途の川を渡れずと母
金よりもいぶした銀が好きだったそれより地味な生き方だった
鉄材の加工ひたすら五十年金を失う人生だった
五百円玉に彫られた名も知らぬ草は世間で一番孤独
金塊ってどう使うの、ひと切れずつ取り分けてもいい?ようかんみたく
五百円貯金は金ピカメダルみたいなんだか褒められてるみたい
コンタクトレンズをやめて固定費が浮いたお金でうなぎ食べよう
米は八十八の手間暇かけて秋に黄金の穂が実るのだ