お題投稿受付中 テーマ詠 題『秋(テーマ詠)』 お題 2023.10.11 ・お題にあった作品のご投稿をよろしくお願いいたします。・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
狭霧立つ紅葉の森を眺めれば霞む瀑布は低く吠えおり
秋香るオレンジ色に癒されて 自分が選んだ道だけどね
なぜだろうこんなにきれいな秋空を見つめていると切なくなるのは
情念に悶え狂いて生き抜いた 祇王を想う月夜の秋に
皺かさね夢ははるかに秋さやか過去を語れば老いほのぼのと
十月のモズの高鳴き秋の朝 富士山ももう見える頃かな
渋抜きの柿を土産に金無心老いを丸める昔の女房
ありがとうございます。
抜かれては足腰立たぬ老いの渋(笑)
さわやかな一日を(^^♪
千鳥足俺の血を飲む秋の蚊のふらりフラフラ酒の相手し
どこからか 漂ってくる 甘い香は
金木犀と 僕の思い出
とろとろと蜜芋色の街灯に照らされながら行くまわり道
松茸にエリンギ混ぜて土瓶蒸し秋はこれよと長屋の熊か
ありがとうございます。
沢庵を玉子に見立て花見かな(笑)
今日もいい一日を(^^♪
多肉ちゃん ピンクのフチ取り 秋色に おめかししてる 乙女ゴコロ
道端の草も秋に染まるのかただ夏を引きずる恋紅葉
月隠す夜雨に秋は芳しく
ZOOMじゃ越せない川のほとりで
泣いた恋渋が抜けるか浸る酒腰まで抜けて笑う千鳥足
ありがとうございます。
ひと皮の剥けて恋とて熟しおり(笑)
いい一日を(^^♪
秋祭り空より聞こゆ遠太鼓空澄み音冴え哀愁さえも
秋空に 魚も住め水路より 凛々しく飛び立ち 舞うは白鷺
緑葉のメタセコイアは色づくを夢見て黄金に染まる夕暮れ
木の葉さえ恥ずかしがっているのだしきっと宇宙もツンデレ期よね
こんな秋オレンジなんかじゃない絶対 だって推しキャラ死んだんだもの
秋空のこころ操る罪作り獄門雲に群れて戯れ
一行詩これで事足る秋あわれ足らぬとすれば君の感性
できるなら靴を履かないどうぶつに生まれかわって秋の坂道
冬になりゃ「寒い寒い」と騒ぐのに今は「涼しい」とありがたるのね
秋空にのんびり浮かぶ浮浪雲ひとつの愁いもないかのように
夏の恋秋薔薇添えて葬れば恋は焼けたか野菊が笑う
ありがとうございます。
焼いた火の燠とくすぶりなかなかに(笑)
楽しい秋夜を(^^♪
落ち鮎の簗でのたうつ断末魔焼いて骨抜く閻魔の顧客
秋の日の夕日が沈む一瞬の風の動きを心に刻む
つむじ風落ち葉拾って舞い舞台老いもやがての秋を見送る
秋の風野の花揺れてさびしげに恋のすき間にはかなさ許し
秋染めの恋のしっとり木守柿帯解く艶のあなた色にと
鳥籠に星空入れむおさなごの瞳に似たり銀河のかたちは
秋桜や風の吹くまま雨のまま無垢の光を透かして咲くよ
秋うららほんのり赤く染め上げた夕陽の向こう滲んで見える
老いの血を美味しと吸うか秋の蚊の子を産む必死老いの献血
夕餉には痩せた秋刀魚の恥ずかしげ解凍したらリリースしなきゃ
ありがとうございます。
短刀になってしまった秋を愚痴る(笑)
すtきな秋の宵を(^^♪
満月じゃない夜だけど本当の自分をあなただけに見せるよ
遠い日の思い出たちを呼び覚ます 優しく切ない秋の夕暮れ
銀木犀的でありたい陰ながらほのかに香る人でありたい
銀杏を臭いと毛嫌い顔しかめ器の翡翠に声あげる
頬杖を突けばアンニュイ愁い顔恋も重ね着秋のなぐさめ
濡れ落ち葉秋の便りに絵手紙のピンクに塗って少し恋心
ありがとうございます。
腐るまい今ひとたびの恋遊戯(笑)
たのしい秋の夜を(^^♪
ハロウィンに君の格好してみたいけど金も場もないボンビーです