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平坦な道だけ歩いて来てはなく それでも平和な道だったんだ
平面で恋をしていた 立体になれば表や裏も出てきて
瀬戸内海浮かぶ島々あちこちに平家の落ち武者伝説あり
ばらまけた金平糖はつま先でテーブルに立つバレーダンサー
平野より吹き違いたるわたくしの海風のよう桜の季節
平凡な 言の葉拾い集めては 繋ぎ合わせて響く詠音
いつもの場不平不満はつきものよ愚痴に聞こえるまたあなたかな
平家の落人が隠れ住む山里古人の思い遥か
平凡な暮らしの日々を生きている それが幸せ気づく夕暮れ
平らかでありますよう、と祖母の文(ふみ)亡き人の今も宿す温もり
平仮名の平安和歌の柔らかさ心にすっと刺さる言の葉
平気だよ傷ついてなんかいないからそう言って君は結界を張る
「平気だよ」転んだ時も泣かないと 膝の傷痕 四歳の意地
きみとぼくいつまでたっても平行線/布になろうよ編み目を入れて
みどり児に添ひ寝をしつつたひらかなただたひらかな息遣ひ聴く
平凡なようで色々有りました余生もワクワク期待する俺
湯を沸かしフレーバーティーひとついれ気持ちの平衡取り戻す午後
まっすぐに見えて少しずつ歪んでる水平線と私の背骨
交わらず伴走しているあなたとの距離はこのまま平行四辺形
平均を示すラインの付近にて吾を示す星黒くひかりて
平行じゃないのに二人交わらず気持ちねじれてポリリズム聴く
Amazonで安かったから買ったけど平均台は家にいらない
代替り甥が演じる鬼平に期待して待つ五月の封切り
電柱を除く全てを丁寧に平していった暮れの地吹雪
ただ笹をひたすら食べてるだけでもうパンダは世界を平和にしてる
植物に依怙贔屓なく水を注ぐ。公平じゃない、君が枯れてく。
客がくしゃみをしたら根の光で「平気?」と聞いてしまう女王
無表情で平らなパネル太陽を貪り尽くす山を覆って
父と子が思い思いに過ごしてる平和な部屋は雨の日曜
穏やかな君を浮かべて眺めてる水平線は色味を帯びて
「平凡でいいよ」と言われてきたけれどごめん母さんやっぱ飛びたい
平和にも戦争にもと銃を持ち話し合いといって突っぱなし合う
古希間近平坦な道だけじゃないけれどそれでも幸せ者だ
あの旅で原爆ドームに会ってから 私の平和の小ささを知る
寝て起きて仕事をしては寝て起きる これが平日されど平日
平坦な道だけ歩いて来てはなく
それでも平和な道だったんだ
平面で恋をしていた 立体になれば表や裏も出てきて
瀬戸内海浮かぶ島々あちこちに平家の落ち武者伝説あり
ばらまけた金平糖はつま先でテーブルに立つバレーダンサー
平野より吹き違いたるわたくしの海風のよう桜の季節
平凡な 言の葉拾い集めては 繋ぎ合わせて響く詠音
いつもの場不平不満はつきものよ愚痴に聞こえるまたあなたかな
平家の落人が隠れ住む山里古人の思い遥か
平凡な暮らしの日々を生きている それが幸せ気づく夕暮れ
平らかでありますよう、と祖母の文(ふみ)亡き人の今も宿す温もり
平仮名の平安和歌の柔らかさ心にすっと刺さる言の葉
平気だよ傷ついてなんかいないからそう言って君は結界を張る
「平気だよ」転んだ時も泣かないと 膝の傷痕 四歳の意地
きみとぼくいつまでたっても平行線/布になろうよ編み目を入れて
みどり児に添ひ寝をしつつたひらかなただたひらかな息遣ひ聴く
平凡なようで色々有りました余生もワクワク期待する俺
湯を沸かしフレーバーティーひとついれ気持ちの平衡取り戻す午後
まっすぐに見えて少しずつ歪んでる水平線と私の背骨
交わらず伴走しているあなたとの距離はこのまま平行四辺形
平均を示すラインの付近にて吾を示す星黒くひかりて
平行じゃないのに二人交わらず気持ちねじれてポリリズム聴く
Amazonで安かったから買ったけど平均台は家にいらない
代替り甥が演じる鬼平に期待して待つ五月の封切り
電柱を除く全てを丁寧に平していった暮れの地吹雪
ただ笹をひたすら食べてるだけでもうパンダは世界を平和にしてる
植物に依怙贔屓なく水を注ぐ。公平じゃない、君が枯れてく。
客がくしゃみをしたら根の光で「平気?」と聞いてしまう女王
無表情で平らなパネル太陽を貪り尽くす山を覆って
父と子が思い思いに過ごしてる平和な部屋は雨の日曜
穏やかな君を浮かべて眺めてる水平線は色味を帯びて
「平凡でいいよ」と言われてきたけれどごめん母さんやっぱ飛びたい
平和にも戦争にもと銃を持ち話し合いといって突っぱなし合う
古希間近平坦な道だけじゃないけれどそれでも幸せ者だ
あの旅で原爆ドームに会ってから 私の平和の小ささを知る
寝て起きて仕事をしては寝て起きる これが平日されど平日