・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
雪の音が僕に伝える君の声ささやくようなつぶやくような
染み入るは君の温もり小米雪しずくとなりて我が頬つたふ
消えゆるは一期一会の雪の花きみへの想い深雪となりて
風花の虚空舞い散る雪の声きみの姿を想ひ見ゆれば
居座りて何思ふかな名残雪すみれ待ちたる友のごとくに
うつろひて戻れず過ぎし春の日にせせらぎ響く雪融け水よ
雪が溶けその後何なる?正答は 春です 能登に 早く来い春
僕がドキドキしてると君は言ったけどそれは雪降る外の音だよ
初雪の暗闇照らす火のような 匂いは空の寂しさのよう
野良仔猫ピンクの小さな肉球はまだ雪というものを知らない
頬を刺す 叩く吹雪で予感する 私の憧れ この世と別れ
君そこにいたのかと問う雪空に どうせ返事はあるはず無いが
真上からポツンコツンと音のして 雪は銀河の伝達方法
雪かきが出来なくなりて雪の無い地に移りしが雪懐かしき
雪うさぎ 目は南天の 赤い実で 耳は葉っぱで よく作ってた
飛び出して歓声あげて雪合戦あの校庭も今はもうない
しんしんと雪の降る音(ね)に名をつけた心と耳の回路もまた
積もったね恋を楽しむ雪合戦距離が近づきポカポカ合戦
高二冬春には巣立つ先輩と最後のデート雪舞う聖夜
雪の夜にチロチロ燃えるストーブの 前で始まる話大好き
雪上に寒椿落ちいよいよと 我が胸に燃ゆ君鮮やかに
雪の玉作って相手にぶつけ合いそうして平和が来ればいいのに
雪原の黙する時に人知れず 土は潤い命は息吹き
高校に螢雪という時代あり二人注意し話題を避けて
情けなく引きずる未練断ち切れと 全て無に帰す今宵の雪よ
すっ転んだ配達員が雪道に寿司で描いた模様がカラフル
降る雪に能登半島地震被害の全容は未だ見えず
杉の木のてっぺんぽつんと雪積もり青空に浮き溶けた白サギ
雪という夢は空から降ってくる この頃この辺雪が降らない
君くれし淡雪のごとカスミソウ今なお降り積む我の心に
枯野にも冬の布団かこなゆきの暖かそうと身を投げてみる
雪よ雪 教えておくれ 雪よ雪 ときには優しく ときには厳しく
君にふる 雪も色なし あへなむと ただ一度の 袖にあらまし
この街を雪は包みゆく悲しみや穢れを取り去る魔法をかけて
真っ白な雪がふわふわ積もるよに幸せが街を包みますよに
暗闇に 雪が静かに 舞い降りる 誰かの孤独 埋めるかのように
真っ白になれぬ自分が空仰ぐ 怒りも悲しみも雪降りてなほ
初めてのデートはボタン雪の中手の温もりがプレゼントなり
東京に寡黙に落ちてくる雪は故郷からの便りのようで
座り込み膝を抱えて耐えている少女の髪に雪舞い降りて
あの夜にふたりで触った雪よりも今日の朝日は少し冷たい
しんしんという文字落ちてくるように静かに重なる雪の絨毯
年齢を 重ねていけば いくほどに 汚れていくと 雪見て思う
手袋に落ちて来た雪結晶の形一瞬見せて溶けゆく
降り止まぬ 雪はいつしか 降り積もる まるで誰かの 哀しみのようで
柔らかく被災地に降れ白雪よ優しさだけの毛布のように
雪の音が僕に伝える君の声ささやくようなつぶやくような
染み入るは君の温もり小米雪しずくとなりて我が頬つたふ
消えゆるは一期一会の雪の花きみへの想い深雪となりて
風花の虚空舞い散る雪の声きみの姿を想ひ見ゆれば
居座りて何思ふかな名残雪すみれ待ちたる友のごとくに
うつろひて戻れず過ぎし春の日にせせらぎ響く雪融け水よ
雪が溶けその後何なる?正答は 春です 能登に 早く来い春
僕がドキドキしてると君は言ったけどそれは雪降る外の音だよ
初雪の暗闇照らす火のような
匂いは空の寂しさのよう
野良仔猫ピンクの小さな肉球はまだ雪というものを知らない
頬を刺す 叩く吹雪で予感する
私の憧れ この世と別れ
君そこにいたのかと問う雪空に どうせ返事はあるはず無いが
真上からポツンコツンと音のして 雪は銀河の伝達方法
雪かきが出来なくなりて雪の無い地に移りしが雪懐かしき
雪うさぎ 目は南天の 赤い実で 耳は葉っぱで よく作ってた
飛び出して歓声あげて雪合戦あの校庭も今はもうない
しんしんと雪の降る音(ね)に名をつけた心と耳の回路もまた
積もったね恋を楽しむ雪合戦距離が近づきポカポカ合戦
高二冬春には巣立つ先輩と最後のデート雪舞う聖夜
雪の夜にチロチロ燃えるストーブの 前で始まる話大好き
雪上に寒椿落ちいよいよと
我が胸に燃ゆ君鮮やかに
雪の玉作って相手にぶつけ合いそうして平和が来ればいいのに
雪原の黙する時に人知れず
土は潤い命は息吹き
高校に螢雪という時代あり二人注意し話題を避けて
情けなく引きずる未練断ち切れと
全て無に帰す今宵の雪よ
すっ転んだ配達員が雪道に寿司で描いた模様がカラフル
降る雪に能登半島地震被害の全容は未だ見えず
杉の木のてっぺんぽつんと雪積もり青空に浮き溶けた白サギ
雪という夢は空から降ってくる この頃この辺雪が降らない
君くれし淡雪のごとカスミソウ今なお降り積む我の心に
枯野にも冬の布団かこなゆきの暖かそうと身を投げてみる
雪よ雪 教えておくれ 雪よ雪 ときには優しく ときには厳しく
君にふる 雪も色なし あへなむと ただ一度の 袖にあらまし
この街を雪は包みゆく悲しみや穢れを取り去る魔法をかけて
真っ白な雪がふわふわ積もるよに幸せが街を包みますよに
暗闇に 雪が静かに 舞い降りる 誰かの孤独 埋めるかのように
真っ白になれぬ自分が空仰ぐ 怒りも悲しみも雪降りてなほ
初めてのデートはボタン雪の中手の温もりがプレゼントなり
東京に寡黙に落ちてくる雪は故郷からの便りのようで
座り込み膝を抱えて耐えている少女の髪に雪舞い降りて
あの夜にふたりで触った雪よりも今日の朝日は少し冷たい
しんしんという文字落ちてくるように静かに重なる雪の絨毯
年齢を 重ねていけば いくほどに 汚れていくと 雪見て思う
手袋に落ちて来た雪結晶の形一瞬見せて溶けゆく
降り止まぬ 雪はいつしか 降り積もる まるで誰かの 哀しみのようで
柔らかく被災地に降れ白雪よ優しさだけの毛布のように