・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
もし過去に行けるとしたら自転車に初めて乗れた子供のあの日
才能や賜物を指すタラントは一人ひとりに神与え賜う
溢れたら掬って食べてそうやってふたりで一生循環してたい
抱き上げてパレード見ればすぐそこに幼き頃の面影見つけ
結婚してたらよいかしなくてよいか心は狭間で揺れ動く
この駅に降りたらいつも寄る本屋特集の棚の収穫あまた
ちょっとした運動すれば足がつる も少し体を鍛えていたら
『たら・れば』の言葉と共にサツマイモ 落ち葉に入れて火をつけて待つ
こうすればああしていたら過去巡り 何も変わらぬ空を見上げる
お財布を膨らませてるレシートがお札に変身してたらいいのに
たらればに安全装置を付けている 引き金引けば悔いこぼれるから
君想う 惜別の詩 もう少し 優しくしてたら 優しくしてれば
やさぐれて孤独を演じて月に吠え躓きたればただ母の胸
三センチボールが右にずれてたら残留だったキーパーの冬
「会えたら」いいね「会えれば」いいね 何度なくその違い考えてみる日曜日
「会えたら」と、何度思ったことでしょう。けど「会わない」と決めてしまった。
年老いた 母の背中を 偲ぶ時 ああしていたら こうしていれば
厄災日君が居なくなってから幾度『たられば』繰り返したか
ベランダに落ちてたレバー回したら街じゅうみんな踊りはじめる
踊りはじめた風景が広がってきて楽しくなります!
いや、これは面白い発想、しかもなんてハッビーな!
「さよなら」と言ったら「またね」と返されて深呼吸して「またね」と返す
『たら・れば』を言ってる時点で終わってる 気づいてるけど気がつかぬふり
年齢を 重ねていけば いくほどに「たら・れば」の言 際限もなく
私たら ニラレバの味 決まらない そうか牛乳 それがきめてか
積み上げた蜜柑の皮につっぷして震えていたらまた夜が明ける
始まりは終わりに繋がる物語 愛していたら恋していれば
巣ごもりをしてなかったらこんなにも歌に溶ける身有り得なかった
七草の粥の土鍋のひと煮立ち膳を据えればまた春ひとつ
もし僕が倒れていたらやはりそのスマホが無言で向けられるのかな
老い枯れて草木のごとく春くれば余命華やか旅とて嬉し
句帳手に里山巡れば枯れ木々のそうかと踵返して化粧
散歩道あちこち落ちてる「たられば」につい手を伸ばしては引っこめる
あっさりとタラの塩焼き朝食に今日も生かされ誰に語ろう
「たられば」と後悔しても仕方ない未来へ続く今を大事に
習慣をやめたら次が始まった吐き出さないと息は吸えない
妄想の救いの神がもしなんて期待を持たせた夢たられば
もし過去に行けるとしたら自転車に初めて乗れた子供のあの日
才能や賜物を指すタラントは一人ひとりに神与え賜う
溢れたら掬って食べてそうやってふたりで一生循環してたい
抱き上げてパレード見ればすぐそこに幼き頃の面影見つけ
結婚してたらよいかしなくてよいか心は狭間で揺れ動く
この駅に降りたらいつも寄る本屋特集の棚の収穫あまた
ちょっとした運動すれば足がつる も少し体を鍛えていたら
『たら・れば』の言葉と共にサツマイモ 落ち葉に入れて火をつけて待つ
こうすればああしていたら過去巡り
何も変わらぬ空を見上げる
お財布を膨らませてるレシートがお札に変身してたらいいのに
たらればに安全装置を付けている 引き金引けば悔いこぼれるから
君想う 惜別の詩 もう少し 優しくしてたら 優しくしてれば
やさぐれて孤独を演じて月に吠え躓きたればただ母の胸
三センチボールが右にずれてたら残留だったキーパーの冬
「会えたら」いいね「会えれば」いいね 何度なくその違い考えてみる日曜日
「会えたら」と、何度思ったことでしょう。けど「会わない」と決めてしまった。
年老いた 母の背中を 偲ぶ時 ああしていたら こうしていれば
厄災日君が居なくなってから幾度『たられば』繰り返したか
ベランダに落ちてたレバー回したら街じゅうみんな踊りはじめる
踊りはじめた風景が広がってきて楽しくなります!
いや、これは面白い発想、しかもなんてハッビーな!
「さよなら」と言ったら「またね」と返されて深呼吸して「またね」と返す
『たら・れば』を言ってる時点で終わってる 気づいてるけど気がつかぬふり
年齢を 重ねていけば いくほどに「たら・れば」の言 際限もなく
私たら ニラレバの味 決まらない そうか牛乳 それがきめてか
積み上げた蜜柑の皮につっぷして震えていたらまた夜が明ける
始まりは終わりに繋がる物語 愛していたら恋していれば
巣ごもりをしてなかったらこんなにも歌に溶ける身有り得なかった
七草の粥の土鍋のひと煮立ち膳を据えればまた春ひとつ
もし僕が倒れていたらやはりそのスマホが無言で向けられるのかな
老い枯れて草木のごとく春くれば余命華やか旅とて嬉し
句帳手に里山巡れば枯れ木々のそうかと踵返して化粧
散歩道あちこち落ちてる「たられば」につい手を伸ばしては引っこめる
あっさりとタラの塩焼き朝食に今日も生かされ誰に語ろう
「たられば」と後悔しても仕方ない未来へ続く今を大事に
習慣をやめたら次が始まった吐き出さないと息は吸えない
妄想の救いの神がもしなんて期待を持たせた夢たられば