・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
新学期恋に落ちて桜咲く隣に並ぶ集合写真
ドングリを拾い集めて競い合う 幼き子らの笑顔眩しく
故郷が限界集落と云われ 残りの人生鑑みる午後
野良猫の集会に来た新入りは猫を被って猫なで声で
集まるという自動詞を集めるという他動詞に変える君かな
葬式と通夜のときしか集まらぬ爺婆いかに日日過ぐし居る
アリの巣の手前にキャンディ置いてみる 私は誰かに食べられてみたい
この指にとまれ! と周囲に言いたいの 満員電車の皆となかよく
「youtuber、卒業文集イジってみたwww」僕はどうしても好きになれない
優しさを集めた詩集を少年は大事に抱えホームで見送る
卒業の集合写真でひとりだけ真顔で写るきみがすきだよ
能登地震楽しき集い無惨やな自然災害の恐ろしさ
立春のヨチヨチ歩きの陽射しにはあつめてうれし稚児のぬくもり
立春に孤独を集め別れ告げ今日からボクは恋猫となる
長男の集中すると出るえくぼ ツルを折る顔妻に似ており
ボーカル以外全パート募集の貼り紙を見て集まった全員がギロ
平面に幻想を微かに映す 秘密の文字の集まり 「短歌」
君が恋あつめてうれし夜もすがらほむら尽きぬにはやも朝焼け
言の葉を集めて詠めば良し悪し詠む力量と読ませる力量
昼顔の嘘の恋にも虫集め君はただの通行人À
蟻たちの集合写真休みなく働くものの束の間の笑み
泡沫の 雨風集め 歌を詠む 花を香りて 星を眺めて
春先に集いて咲くはホトケノザ可憐そうだが絶えること無し
網膜に光を集め結ぶ像ぜひ選びたし映すからには
目を閉じて耳を塞いで口噤む集まらないよキミに言の葉
集まればたちまち時は埋められて喋り笑ってじゃあまたいつか
迷い人 残された時間 集めては どう生きるのか 生きていくのか
目配せで一羽の鳩が仲間呼ぶ「なるべく淋しい人の前集合」
あんちくしょう夜を集めて恋に哭く情は椿涙は山茶花
ドアの前「集中」張り紙あり受験前の三男坊主
冬ざれのごとき恋さえ春を待つこぼれ火あつめ雪解の宴
なんで男子は大量のカードを集めるんだろ箱から出てるし
暗闇に輝く猫の目のように小さな希望を集めて灯す
言の葉をそっと拾って集めてるきみに届ける歌詠むために
人生の嬉し恥ずかし集めてはパズルのように組み合わせてる
お日様が集まれし朱の八朔の 果物売場香りたつ春
お正月集まった日の激震の 被災地の痛み消えることなし
恋すれど開いた歌集そっと閉じ違う言葉に嗚咽を漏らす
8時にね駅の改札集合だ 大人の遠足三人組の
集まった人皆持てり空洞を 体の中の心という場所
新学期恋に落ちて桜咲く隣に並ぶ集合写真
ドングリを拾い集めて競い合う
幼き子らの笑顔眩しく
故郷が限界集落と云われ
残りの人生鑑みる午後
野良猫の集会に来た新入りは猫を被って猫なで声で
集まるという自動詞を集めるという他動詞に変える君かな
葬式と通夜のときしか集まらぬ爺婆いかに日日過ぐし居る
アリの巣の手前にキャンディ置いてみる 私は誰かに食べられてみたい
この指にとまれ! と周囲に言いたいの 満員電車の皆となかよく
「youtuber、卒業文集イジってみたwww」僕はどうしても好きになれない
優しさを集めた詩集を少年は大事に抱えホームで見送る
卒業の集合写真でひとりだけ真顔で写るきみがすきだよ
能登地震楽しき集い無惨やな自然災害の恐ろしさ
立春のヨチヨチ歩きの陽射しにはあつめてうれし稚児のぬくもり
立春に孤独を集め別れ告げ今日からボクは恋猫となる
長男の集中すると出るえくぼ ツルを折る顔妻に似ており
ボーカル以外全パート募集の貼り紙を見て集まった全員がギロ
平面に幻想を微かに映す
秘密の文字の集まり 「短歌」
君が恋あつめてうれし夜もすがらほむら尽きぬにはやも朝焼け
言の葉を集めて詠めば良し悪し詠む力量と読ませる力量
昼顔の嘘の恋にも虫集め君はただの通行人À
蟻たちの集合写真休みなく働くものの束の間の笑み
泡沫の 雨風集め 歌を詠む 花を香りて 星を眺めて
春先に集いて咲くはホトケノザ可憐そうだが絶えること無し
網膜に光を集め結ぶ像ぜひ選びたし映すからには
目を閉じて耳を塞いで口噤む集まらないよキミに言の葉
集まればたちまち時は埋められて喋り笑ってじゃあまたいつか
迷い人 残された時間 集めては どう生きるのか 生きていくのか
目配せで一羽の鳩が仲間呼ぶ「なるべく淋しい人の前集合」
あんちくしょう夜を集めて恋に哭く情は椿涙は山茶花
ドアの前「集中」張り紙あり受験前の三男坊主
冬ざれのごとき恋さえ春を待つこぼれ火あつめ雪解の宴
なんで男子は大量のカードを集めるんだろ箱から出てるし
暗闇に輝く猫の目のように小さな希望を集めて灯す
言の葉をそっと拾って集めてるきみに届ける歌詠むために
人生の嬉し恥ずかし集めてはパズルのように組み合わせてる
お日様が集まれし朱の八朔の 果物売場香りたつ春
お正月集まった日の激震の 被災地の痛み消えることなし
恋すれど開いた歌集そっと閉じ違う言葉に嗚咽を漏らす
8時にね駅の改札集合だ 大人の遠足三人組の
集まった人皆持てり空洞を 体の中の心という場所