・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
熱燗を1人手酌で呑む部屋で ラジオ奏でる懐かしの歌
年重ね種類が増えた飲み薬 皺も増えたね母よ元気で
立呑屋明るく人が集い来てすぐに新たな会話と肴
呑み込めぬ先人たちの歌集読み文語体とはこれ何ぞやと
いつだって鉛筆書きにしてるのは消しゴムあれば消せるからって
少しずつ透明になるジントニを少しだけ飲む終わりの来ぬよう
酒は飲んでも呑まれるな父の忠告未だ守れず悔やむ朝
飲み込めずばら撒いた破片は残り自分の言葉で血を流す
えさに混ぜ水飲ませよと犬医者があのカリコリが聴けないなんて
鯨のようになにもかものみこんで新たな世界をつくる神様
呑み込んだ言葉はいつか滲み出て苦しき時に寄り添うのかな
子が実験ミルクに炭酸被験者を強いられ目つむり一気飲みする
言いかけた言葉をグッと飲み込んで頑張るんだよと見つめ励ます
土曜日は月を肴に星を飲む賢治も観てた銀河への旅
休日の夕食時にそれぞれがビール、焼酎、ノンアルを飲む
その揺れは一瞬にして人の営み町を呑み込む人ごとならぬ
カレーは飲み物と君が言ったから五月末日はウガンダ・トラの日
ふたり飲むジャスミンティの香りゆれ午後のひと時つつむ幸せ
明日もまた会えますように 太陽を飲み込む海に願いをかける
腹の底黒い悪魔が居坐って何を飲んでも毒を吐くだけ
飲みかけのコーラもちょっと気が抜けてぷしゅーってなってるこの体ごと
コロナ禍で家呑み続き進化した肴作りの幅が拡がる
呑み込んだ言葉で腹の膨れれば徒然草など読み返しみる
高い枝そろそろ下りるチビ猫を固唾を呑んで見守る我ら
ファミレスで飲み物聞けば「水でいい」答える息子は君の面影
一滴も飲めぬ体質寂しくて生まれ変わりは酒豪がいいな
今日もまた意見は言えず飲み込んだ 私は何を守りたいのか
川柳人言葉を飲んで句を吐いて社会を混ぜて世相を一服
飲み干した涙の分だけ優しさは心にたまりいつも青い
俺が飲む酒とタバコが大好きな女がいたよ昔の話
熱燗を1人手酌で呑む部屋で
ラジオ奏でる懐かしの歌
年重ね種類が増えた飲み薬
皺も増えたね母よ元気で
立呑屋明るく人が集い来てすぐに新たな会話と肴
呑み込めぬ先人たちの歌集読み文語体とはこれ何ぞやと
いつだって鉛筆書きにしてるのは消しゴムあれば消せるからって
少しずつ透明になるジントニを少しだけ飲む終わりの来ぬよう
酒は飲んでも呑まれるな父の忠告未だ守れず悔やむ朝
飲み込めずばら撒いた破片は残り自分の言葉で血を流す
えさに混ぜ水飲ませよと犬医者があのカリコリが聴けないなんて
鯨のようになにもかものみこんで新たな世界をつくる神様
呑み込んだ言葉はいつか滲み出て苦しき時に寄り添うのかな
子が実験ミルクに炭酸被験者を強いられ目つむり一気飲みする
言いかけた言葉をグッと飲み込んで頑張るんだよと見つめ励ます
土曜日は月を肴に星を飲む賢治も観てた銀河への旅
休日の夕食時にそれぞれがビール、焼酎、ノンアルを飲む
その揺れは一瞬にして人の営み町を呑み込む人ごとならぬ
カレーは飲み物と君が言ったから五月末日はウガンダ・トラの日
ふたり飲むジャスミンティの香りゆれ午後のひと時つつむ幸せ
明日もまた会えますように 太陽を飲み込む海に願いをかける
腹の底黒い悪魔が居坐って何を飲んでも毒を吐くだけ
飲みかけのコーラもちょっと気が抜けてぷしゅーってなってるこの体ごと
コロナ禍で家呑み続き進化した肴作りの幅が拡がる
呑み込んだ言葉で腹の膨れれば徒然草など読み返しみる
高い枝そろそろ下りるチビ猫を固唾を呑んで見守る我ら
ファミレスで飲み物聞けば「水でいい」答える息子は君の面影
一滴も飲めぬ体質寂しくて生まれ変わりは酒豪がいいな
今日もまた意見は言えず飲み込んだ 私は何を守りたいのか
川柳人言葉を飲んで句を吐いて社会を混ぜて世相を一服
飲み干した涙の分だけ優しさは心にたまりいつも青い
俺が飲む酒とタバコが大好きな女がいたよ昔の話