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下手くそなギターを弾いてセレナーデだったと窓がなけりゃよかった
寅さんになって見るのは汽車の窓終着駅ヘ晴れていてくれ
窓を開けたらノラちゃんがまた来てくれた抱っこのできるまでに恋だね
野球部の彼を見ている教室に手を振ってくれ笑みが投げキス
病室の窓よ毎日晴れてくれ退院の日はいつ虹はいつ
病室の 窓から見える 桜の木 子等の歓声 元気をくれる
窓からの冷たい空気につまずけばどうしようもなく独りと知る
同窓の友と一緒に時過ごす共に過ごした時懐かしむ
最上階の窓の向こうに見えるのは最上階のオフィスの残業
無理ですね完全施錠彼女の窓、隣の会話耳で占う
幼少期、電車の車窓よく観てた手元ばかりを見てる、現在
光指す 窓から眺める 晴天下 微笑む君と 絡まる視線
窓を開けましょう空気を入れ替えて気持ちも入れ替えましょう
老いの身に窓打つ雨の句読点打ち間違えた遠き日の恋
額縁に窓を見立て療養の点滴の音や春の点描
窓開けて飛び込んでくる新品の空気生まれし場所は海の底
窓の外夕暮れてゆく西の空一日毎に春は近づく
窓ガラス映す机に走り書きメモ一枚と枯れたままの花
カーテンと雨戸を閉めた窓の外夜のしじまに春生まれゆく
雨上がり窓を開ければ虹立ちて君が来るのを僕は待ってる
同窓会懐かしき顔それぞれに悲喜こもごも背中に負いて
窓の外で先月辞めた同僚が手を振っているビルの7階
水溜り窓のように空映すから足を入れたら顔を歪めた
鍵をかけカーテン閉めた窓辺から射し込む光のようだった人
「窓」といふ歌をギターで歌ふ君 隣で泣いてた八ミリフイルム
結露した窓をそおっと撫でてみる私の代わりに泣いてるようで
朝日さす窓に背伸びの猫と君珈琲香れば餌を催促
四半期決算発表の向こう窓はトマトスープ待つ夕焼け
香箱の猫のまどろむ窓辺にも春の気配の日脚伸びだし
曇りなき窓から見えた遠い日の光る景色を覚えていたい
結露した車窓にそっと君の名を遠き昭和の枕木の夢
下手くそなギターを弾いてセレナーデだったと窓がなけりゃよかった
寅さんになって見るのは汽車の窓終着駅ヘ晴れていてくれ
窓を開けたらノラちゃんがまた来てくれた抱っこのできるまでに恋だね
野球部の彼を見ている教室に手を振ってくれ笑みが投げキス
病室の窓よ毎日晴れてくれ退院の日はいつ虹はいつ
病室の 窓から見える 桜の木 子等の歓声 元気をくれる
窓からの冷たい空気につまずけばどうしようもなく独りと知る
同窓の友と一緒に時過ごす共に過ごした時懐かしむ
最上階の窓の向こうに見えるのは最上階のオフィスの残業
無理ですね完全施錠彼女の窓、隣の会話耳で占う
幼少期、電車の車窓よく観てた手元ばかりを見てる、現在
光指す 窓から眺める 晴天下 微笑む君と 絡まる視線
窓を開けましょう空気を入れ替えて気持ちも入れ替えましょう
老いの身に窓打つ雨の句読点打ち間違えた遠き日の恋
額縁に窓を見立て療養の点滴の音や春の点描
窓開けて飛び込んでくる新品の空気生まれし場所は海の底
窓の外夕暮れてゆく西の空一日毎に春は近づく
窓ガラス映す机に走り書きメモ一枚と枯れたままの花
カーテンと雨戸を閉めた窓の外夜のしじまに春生まれゆく
雨上がり窓を開ければ虹立ちて君が来るのを僕は待ってる
同窓会懐かしき顔それぞれに悲喜こもごも背中に負いて
窓の外で先月辞めた同僚が手を振っているビルの7階
水溜り窓のように空映すから足を入れたら顔を歪めた
鍵をかけカーテン閉めた窓辺から射し込む光のようだった人
「窓」といふ歌をギターで歌ふ君 隣で泣いてた八ミリフイルム
結露した窓をそおっと撫でてみる私の代わりに泣いてるようで
朝日さす窓に背伸びの猫と君珈琲香れば餌を催促
四半期決算発表の向こう窓はトマトスープ待つ夕焼け
香箱の猫のまどろむ窓辺にも春の気配の日脚伸びだし
曇りなき窓から見えた遠い日の光る景色を覚えていたい
結露した車窓にそっと君の名を遠き昭和の枕木の夢