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好きな人 誰なんですか 教えてよ 私はこんなに 好きなんだから
誰かの優しさのまま雨濡れたガードレールの手ぶくろひとつ
誰からも見向きもされず褒められず賢治のように吾も生きたし
あなたなの誰かじゃなくてあなたなの 隣で欠伸してていいから
春がすみたそがれ時の君が影恋ときめき摘む一人静
誰でもいいの誰はおれではないとはじめから示して欲しかった
雨、風がいつも私の子守唄 誰にも知られず泣いても良いよと
あの人の心にいるのは誰ですか笑わせるのは泣かせてるのは。
誰に会うわけでもないが少しだけ華やぎ求めルージュひと塗り
朝起きて焼きうどんなどできている誰の仕業か小人が来たか
ごまだれとポン酢があると言われたがたぶんどちらもパフェに合わない
送り主誰かわからぬ宅配の日時指定のメールが届く
判ってる誰かに言われなくてもね詠みたい歌を詠んでないこと。
手のひらの小指の下のこの線がたぶん夫でその上は誰
「あなた誰」と親が子に言うあのシーン 我は絶対 絶対言わん
巻いた髪春一番で乱されて誰かのせいにしたい木曜
継母はいないし呪いはかける側 そんな私もいつか誰かが
誰が好きなのってそんなことより問題があった中学の頃
病床の 母に頼まれ お買い物 嬉しそうな子 誰かが見てる
誰にでも合わない人はいるけれど向こうもきっとそう思ってる
誰彼構わず「抱っこして〜」ちょっとだけ傷つく私はここよ
これもまた えんぎでしょう だれかいる けはいに泣いた でんわの向こう
冗談で言ってたことが冗談でついになくなり言う「だれですか?」
春一番誰かが隙間をこじ開けて内気な心がびょうびょうと泣く
誰も皆自分主役の人生を生きてる八十億分の一
その椅子は誰か座ってくれるのをずっと待ってる私の中で
泣いている誰かのシフト埋めているいつかわたしが泣く日のために
頑張れと何処かで誰かの声がするマラソン人の背中押すように
合唱で一人音程ずれている誰かの声が不思議とハモる
立ちあがれ自由平等博愛を我らの手にと誰かが叫ぶ
好きな人 誰なんですか 教えてよ 私はこんなに 好きなんだから
誰かの優しさのまま雨濡れたガードレールの手ぶくろひとつ
誰からも見向きもされず褒められず賢治のように吾も生きたし
あなたなの誰かじゃなくてあなたなの 隣で欠伸してていいから
春がすみたそがれ時の君が影恋ときめき摘む一人静
誰でもいいの誰はおれではないとはじめから示して欲しかった
雨、風がいつも私の子守唄 誰にも知られず泣いても良いよと
あの人の心にいるのは誰ですか笑わせるのは泣かせてるのは。
誰に会うわけでもないが少しだけ華やぎ求めルージュひと塗り
朝起きて焼きうどんなどできている誰の仕業か小人が来たか
ごまだれとポン酢があると言われたがたぶんどちらもパフェに合わない
送り主誰かわからぬ宅配の日時指定のメールが届く
判ってる誰かに言われなくてもね詠みたい歌を詠んでないこと。
手のひらの小指の下のこの線がたぶん夫でその上は誰
「あなた誰」と親が子に言うあのシーン 我は絶対 絶対言わん
巻いた髪春一番で乱されて誰かのせいにしたい木曜
継母はいないし呪いはかける側 そんな私もいつか誰かが
誰が好きなのってそんなことより問題があった中学の頃
病床の 母に頼まれ お買い物 嬉しそうな子 誰かが見てる
誰にでも合わない人はいるけれど向こうもきっとそう思ってる
誰彼構わず「抱っこして〜」ちょっとだけ傷つく私はここよ
これもまた えんぎでしょう だれかいる けはいに泣いた でんわの向こう
冗談で言ってたことが冗談でついになくなり言う「だれですか?」
春一番誰かが隙間をこじ開けて内気な心がびょうびょうと泣く
誰も皆自分主役の人生を生きてる八十億分の一
その椅子は誰か座ってくれるのをずっと待ってる私の中で
泣いている誰かのシフト埋めているいつかわたしが泣く日のために
頑張れと何処かで誰かの声がするマラソン人の背中押すように
合唱で一人音程ずれている誰かの声が不思議とハモる
立ちあがれ自由平等博愛を我らの手にと誰かが叫ぶ