・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
躊躇なく欠席に◯つけるため検索をする「8月」「イベント」
来客にフリーアドレス気取っても結局いつも席同じです
教室の陽が当たらない廊下側の席さえほら馴染めてるのに
席替えの度気になる子が微妙に変わっちゃってる小3男子
席がないあの頃きみは怯えてたおいでよここがきみの指定席
学校での思い思うことあり同窓会は欠席します
一様を末席で卒業したら 多様性では首席になれる
友の家 ひとりっ子だが 席4つ おねんねしてる 猫さんの席
いじめっ子の席よりふたつうしろなら 安全だよと見ぬいたあの子
美少女のとなりの席をねらう子ら 怒る少女らイケメンを追い
一つ前君のいた椅子腰掛けてうたた寝をする今日この頃
頃合いか席をはずそうさよならと新学期が始まらない前に
席譲る幼子ひざにまだ七十見栄は張りたし孫は抱きたし
この席は空いてますかと言う勇気なくて終わった片恋に雨
助手席歴ウン十年の我なれば夫の第二の眼（まなこ）とならん
あの席はまだあるだろうかあの人が涙を見せたあの映画館
ななめ前の席のあなたに会いたくて必ず出ていた春期の講義
夏休み終ってぽつんと空いた席寂しきことを知り初めし日々
チケットは完売というが隣席がぽっかりあいてる主はいずこに
グリーン車のぞきに行った子が戻り「すごかったよ」と語る自由席
一列でも前の席にと祈りつつチケット開く推し人ライブ
車検出し座席が広くなっており人の長さの違いを知れる
空いてるとスマホポチポチ優先席 混み始めると突然寝落ち
粉々に子が捨てた写真空席に魚のいない水槽を置く
いいですか恋の空席指さしてごっこで始まる青春賛歌
欠席にマルしたハガキ投函す何かを捨てた冷えた指先
席替えがこの世の全てであったかのような眩しい高校時代
学校に来ないあの子の冷えた席班になるとき温かくなる
ボサノバが空いた助手席溢れてく ギターに添える微睡みの雨
出席を切り取り返信イカル元カノそ知らぬ新婦
お題 
お題
お題
お題
お題
お題
躊躇なく欠席に◯つけるため検索をする「8月」「イベント」
来客にフリーアドレス気取っても結局いつも席同じです
教室の陽が当たらない廊下側の席さえほら馴染めてるのに
席替えの度気になる子が微妙に変わっちゃってる小3男子
席がないあの頃きみは怯えてたおいでよここがきみの指定席
学校での思い思うことあり同窓会は欠席します
一様を末席で卒業したら 多様性では首席になれる
友の家 ひとりっ子だが 席4つ おねんねしてる 猫さんの席
いじめっ子の席よりふたつうしろなら 安全だよと見ぬいたあの子
美少女のとなりの席をねらう子ら 怒る少女らイケメンを追い
一つ前君のいた椅子腰掛けてうたた寝をする今日この頃
頃合いか席をはずそうさよならと新学期が始まらない前に
席譲る幼子ひざにまだ七十見栄は張りたし孫は抱きたし
この席は空いてますかと言う勇気なくて終わった片恋に雨
助手席歴ウン十年の我なれば夫の第二の眼（まなこ）とならん
あの席はまだあるだろうかあの人が涙を見せたあの映画館
ななめ前の席のあなたに会いたくて必ず出ていた春期の講義
夏休み終ってぽつんと空いた席寂しきことを知り初めし日々
チケットは完売というが隣席がぽっかりあいてる主はいずこに
グリーン車のぞきに行った子が戻り「すごかったよ」と語る自由席
一列でも前の席にと祈りつつチケット開く推し人ライブ
車検出し座席が広くなっており人の長さの違いを知れる
空いてるとスマホポチポチ優先席 混み始めると突然寝落ち
粉々に子が捨てた写真空席に魚のいない水槽を置く
いいですか恋の空席指さしてごっこで始まる青春賛歌
欠席にマルしたハガキ投函す何かを捨てた冷えた指先
席替えがこの世の全てであったかのような眩しい高校時代
学校に来ないあの子の冷えた席班になるとき温かくなる
ボサノバが空いた助手席溢れてく
ギターに添える微睡みの雨
出席を切り取り返信イカル元カノそ知らぬ新婦