・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
先ずは三年頑張ってみろよと送り出してくれた父と母
ひなあられ小皿ぱらぱら落とす音 キャットフードと聴き違う猫
三人の告げ口を聞き均等になるべし秤に重石を乗せる
三の倍数の時アホになるので数えるたびに野鳥が逃げる
三日目に死を打ち破り復活す救いの道は完成された
三人称単数形で話される私の色や形を教えて
三度目か 阿修羅の顔を拝みだす二面性で行けと教えられ
月の夜 歌を詠えぬ アオガラは 三度ほめれば いい声で鳴く
病院でまた三ヶ月受け取ってその手で組み直すスタブロ
坂道の向こうの景色平凡に 見えるが違う三叉路に立つ
白線を流して巣立つ三月の 高校生の声清々と
何もせずぐうたら過ごし旨いもの食っては寝ての贅沢三昧
旅の夜三脚がわりの君の肩撮った写真はベストショットに
三つ編みの 少女の手には 一輪の 薄紅の花 恥ずかしそうに
三姉妹 次女は思春期 左右見て 見守る長女 幼い三女
閏日でつんのめってたこの春が笑顔で一歩ふみ出す三月
3月あの子からのチョコのお返し忘れてないよと妻にも渡す
三角のおにぎり形した吊革が10号車まで連綿と続く
三時頃甘いお菓子を食べました十五時じゃなく午前三時に
オリオンの三つ星見つめ手を伸ばす「届かないよ」と泣きそうな君
三番でピッチャーだったあの頃に君と出会えていればよかった
先ずは三年頑張ってみろよと送り出してくれた父と母
ひなあられ小皿ぱらぱら落とす音 キャットフードと聴き違う猫
三人の告げ口を聞き均等になるべし秤に重石を乗せる
三の倍数の時アホになるので数えるたびに野鳥が逃げる
三日目に死を打ち破り復活す救いの道は完成された
三人称単数形で話される私の色や形を教えて
三度目か 阿修羅の顔を拝みだす二面性で行けと教えられ
月の夜 歌を詠えぬ アオガラは 三度ほめれば いい声で鳴く
病院でまた三ヶ月受け取ってその手で組み直すスタブロ
坂道の向こうの景色平凡に
見えるが違う三叉路に立つ
白線を流して巣立つ三月の
高校生の声清々と
何もせずぐうたら過ごし旨いもの食っては寝ての贅沢三昧
旅の夜三脚がわりの君の肩撮った写真はベストショットに
三つ編みの 少女の手には 一輪の 薄紅の花 恥ずかしそうに
三姉妹 次女は思春期 左右見て 見守る長女 幼い三女
閏日でつんのめってたこの春が笑顔で一歩ふみ出す三月
3月あの子からのチョコのお返し忘れてないよと妻にも渡す
三角のおにぎり形した吊革が10号車まで連綿と続く
三時頃甘いお菓子を食べました十五時じゃなく午前三時に
オリオンの三つ星見つめ手を伸ばす「届かないよ」と泣きそうな君
三番でピッチャーだったあの頃に君と出会えていればよかった