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実に早い 時が経つのは 秋の暮れ 雪がちらつき 冬の訪れ
先ずは一歩踏み出し許そうみようよ勇気があれば出来ることだから
吊り革に並ぶスマホはガチャばかりここは大人のゲームセンター
またひとつ 栢の森に 花筵 重ねる年も 君と過ぐれば
会いたいと言えば会える世界なら どこでもドアも電話もいらない
「少年」や「少女」は大人に言わないが 「女子」や「男子」は性別だよ?と
二十句目までに 九個の註を書き ねてから選句 百二十二句
新聞の 176の文字ならび アーチのように 売れてにぎやか
君の横 心が踊る おそろいの リュックと帽子で 行く散歩
一人旅は寂しくないよ大勢の「あなた」の欠片を持ってきている
ありがとう 自動思考を 打ち消すように 心の中で 急いで唱える
起きられず ゼミの時間に 項垂れた zoom切り替え 優しき先生
もう夏か靴投げ出してみずいろのパラソル振って海へと走る
飾り窓のマネキン着替え済ませれば覗く女の瞳が光る
チアリーダーのポンポン持って踊ってるような木立に泣かされる帰路
旅人の碑 旅人に乗って 見つけ出す いにしえの和歌 眼めぐらし
控え室 青柿の実ら 集いしも めじろ呼び込む 実り来るやも
薄灰の空の下にも鮮やかなツツジの紅に目を奪われる
深読みし あなたの都合 考える だめでもいいや 会える?と送る
ゴジラ超え いちななろくの空青く 種の乱舞や 風光る髪
黒き蝶舞う夢を見て目覚めればその羽ばたきを映す白雪
シェア畑の小さなウネの連なりに彼の地の墓地を思う春の日
ここからは儚さよりも華やかさバトン受け取り咲く八重桜
朱に染まるほおずきの袋目に止まり種蒔く前に愛おし溢れて
憂鬱な月曜朝の雨深く海の藻のごと揺れる乗客
散々に言葉の豆を投げられて今日は世界で一番鬼だ
しぐれ煮のしぐれに寒さと暖かさ季節外れの優しい雨よ
この花はとても幸せなんだろうこんなにきれいに咲いているから
実に早い
時が経つのは
秋の暮れ
雪がちらつき
冬の訪れ
先ずは一歩踏み出し許そうみようよ勇気があれば出来ることだから
吊り革に並ぶスマホはガチャばかりここは大人のゲームセンター
またひとつ 栢の森に 花筵 重ねる年も 君と過ぐれば
会いたいと言えば会える世界なら
どこでもドアも電話もいらない
「少年」や「少女」は大人に言わないが
「女子」や「男子」は性別だよ?と
二十句目までに 九個の註を書き ねてから選句 百二十二句
新聞の 176の文字ならび アーチのように 売れてにぎやか
君の横 心が踊る おそろいの
リュックと帽子で 行く散歩
一人旅は寂しくないよ大勢の「あなた」の欠片を持ってきている
ありがとう 自動思考を 打ち消すように
心の中で 急いで唱える
起きられず ゼミの時間に 項垂れた
zoom切り替え 優しき先生
もう夏か靴投げ出してみずいろのパラソル振って海へと走る
飾り窓のマネキン着替え済ませれば覗く女の瞳が光る
チアリーダーのポンポン持って踊ってるような木立に泣かされる帰路
旅人の碑 旅人に乗って 見つけ出す
いにしえの和歌 眼めぐらし
控え室 青柿の実ら 集いしも
めじろ呼び込む 実り来るやも
薄灰の空の下にも鮮やかなツツジの紅に目を奪われる
深読みし あなたの都合 考える
だめでもいいや 会える?と送る
ゴジラ超え いちななろくの空青く 種の乱舞や 風光る髪
黒き蝶舞う夢を見て目覚めればその羽ばたきを映す白雪
シェア畑の小さなウネの連なりに彼の地の墓地を思う春の日
ここからは儚さよりも華やかさバトン受け取り咲く八重桜
朱に染まるほおずきの袋目に止まり種蒔く前に愛おし溢れて
憂鬱な月曜朝の雨深く海の藻のごと揺れる乗客
散々に言葉の豆を投げられて今日は世界で一番鬼だ
しぐれ煮のしぐれに寒さと暖かさ季節外れの優しい雨よ
この花はとても幸せなんだろうこんなにきれいに咲いているから