・投稿期間はお題発表から5日間！
・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。
・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
お題
題『みどり・緑』
題『行』
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野の道をゆっくり行けばこんなにも春が来たよと笑うタンポポ
この恋の行方を知らぬ春風が君との距離をかき乱してく
行き先は分からないけど風に乗るほんとは怖いの旅立つ綿毛
昨夏には大輪ひまわり伸び行きて
元気もらいしその種蒔く朝
縁側で 手酌で一人 星空に 想いは馳せて 天の川へ行く
ゆっくりと行くしかないと決めたときここに咲いてる花に気が付く
行間に思いは溢れこぼれ落つ別れの手紙出して夕暮れ
車掌から正しい出口告げられてライトサイドウィルオープン 行く
気になって行間のなか分け入れば気にしてくれた宇宙ひろがる
デパ地下で行楽弁当買ってきて窓開け放ち日向で食べる
この言葉小さな魔法 安穏に帰れるように「行ってらっしゃい」
公園に行こう私は春の風犬は駆けてくどんどん駆ける
水戸行きの常磐線のはじっこの窓辺に置いた君のデジカメ
何となくブラブラ独り街行けば人の少ない静かな街だ
行く春を追ふすべもなし道急ぐインド人系増えゆく街へ
行列に並んで待ってるその先にわくわくすること期待しながら
今日もまた振り子のように繰り返す行ったり来たりの二人の距離感
大挙して蟻が行列五本の線に手を取りあって音が楽しく
おそろいの 帽子とリュック ありがとう
散歩に行けば かわいいカップル
旅行先決める電話は3時間ちょっとだけ君の恋の話も
何処へ行くのか浮浪雲行く先知れず我も先は分からず