・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
ほのぼのと感じられるが この土地でうまれ育ったわたしには無い
旅先でお国言葉を聞いた時身内のような心持ちになり
くださいのイントネーションに思う 関西からのお客様かな?
言われたい「よう頑張ったな」あの声で みんなを焦がす あの低音で
東京から帰省した妹の話す伊勢言葉やはり家族だ
凝固したなにかをほぐす言葉たち 温泉のような日差しのような
恥ずいから気ィつけとるんよって、もう出てる出てるよ …そげん出とった?
方言が耳に入るその度に我が学び舎の規模を感じる
ギャップ萌えしてしまうんだ バリキャリの先輩愚痴るときの方言
方言を友に習いし発音すどこかピアノの調律に似て
分かります 第一言語で履修済み そげん言わなくてもわかっとーよ
九州と東北のバイリンガルで子が両親の通訳になる
あのなはんおらほの桜はまだだどもおめはんどごは緩んだの?
どことなく微妙に変わる方言で語った時の私の気持ち
方言にようやく慣れてきた頃にこの土地を去る春の寂しさ
知らぬ土地知らぬ言葉に囲まれて我はよそ者垣根は高い
砂山に穴通し握手するように話す訛り同じと分かる瞬間(とき)
両親は田舎に着くと楽しげに言葉が変わり不思議に見えた
鄙宿の花を浮かべた露天風呂「ぬっくいのう」と一人呟く
従妹との電話を切ったあと母はしばらくおく国訛りが抜けず
ばってんさ きゃーがつかとおいがばい ぎゃーけばひいて ほんとせからし
故郷の訛りで話す客がいる素知らぬ顔で聞いてる食堂
電話にて「◯衛門さん?」「はいはい」と屋号は消えぬ親しみ増して
使ってるよ。だがね、そだんべ、そうだっぺ。北関東のうん、そうだよね。
もうええわ お前は悪ない かまへんねん 忘れられへん やっぱ好きやから
一言で説明するのが難しい お国言葉にこもるニュアンス
クラス会卒業以来の友達と田舎の言葉飛び交う時間
ほのぼのと感じられるが この土地でうまれ育ったわたしには無い
旅先でお国言葉を聞いた時身内のような心持ちになり
くださいのイントネーションに思う 関西からのお客様かな?
言われたい「よう頑張ったな」あの声で
みんなを焦がす あの低音で
東京から帰省した妹の話す伊勢言葉やはり家族だ
凝固したなにかをほぐす言葉たち 温泉のような日差しのような
恥ずいから気ィつけとるんよって、もう出てる出てるよ …そげん出とった?
方言が耳に入るその度に我が学び舎の規模を感じる
ギャップ萌えしてしまうんだ バリキャリの先輩愚痴るときの方言
方言を友に習いし発音すどこかピアノの調律に似て
分かります 第一言語で履修済み
そげん言わなくてもわかっとーよ
九州と東北のバイリンガルで子が両親の通訳になる
あのなはんおらほの桜はまだだどもおめはんどごは緩んだの?
どことなく微妙に変わる方言で語った時の私の気持ち
方言にようやく慣れてきた頃にこの土地を去る春の寂しさ
知らぬ土地知らぬ言葉に囲まれて我はよそ者垣根は高い
砂山に穴通し握手するように話す訛り同じと分かる瞬間(とき)
両親は田舎に着くと楽しげに言葉が変わり不思議に見えた
鄙宿の花を浮かべた露天風呂「ぬっくいのう」と一人呟く
従妹との電話を切ったあと母はしばらくおく国訛りが抜けず
ばってんさ きゃーがつかとおいがばい
ぎゃーけばひいて ほんとせからし
故郷の訛りで話す客がいる素知らぬ顔で聞いてる食堂
電話にて「◯衛門さん?」「はいはい」と屋号は消えぬ親しみ増して
使ってるよ。だがね、そだんべ、そうだっぺ。北関東のうん、そうだよね。
もうええわ お前は悪ない かまへんねん 忘れられへん やっぱ好きやから
一言で説明するのが難しい
お国言葉にこもるニュアンス
クラス会卒業以来の友達と田舎の言葉飛び交う時間