・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
寒い日も 暴風雨でも ご来店 はずむあいさつ レジの活気よ
親切な店員さんがいるだけで好きなお店のリストに入る
菓子店の前通るたび覗き見る自分の目つき怖くないかな
放課後に集った店は跡形なし ストリートビュー 素っ気なく告ぐ
呼び出しのボタンを押したその先に、あるんだけどさ、君を待つ僕
布団屋の閉店セール月末の きっかけと理由の自己矛盾
閉店の10分前に来た客がメジャーで家具を測りはじめた
お祭りの夜店で買った綿あめを君と二人で食べた夏の日
商店街空き店舗目立ちかつての賑わい面影いづこ
女の子のやりたいお店ケーキ屋さんそんなに甘いものでもないよ
店先で客を迎えてにゃ~と鳴く看板猫の翡翠の瞳
川沿いの学校前の駄菓子店チョコとラムネと飴玉と夢
店先で見つけた君の茶色の目祈るみたいに舌で転がす
私(わたくし)の娘は選ぶ店頭の花苗の中枯れかけの子を
暮れかかる桜祭りの道筋を出店冷やかしゆるゆる歩く
有線が商店街の中流れ流行りの歌を教えてくれた
いつまでも続くものなど無いけれど あの店だけは潰れずにある
仕事帰りふと出会った宝飾店憑かれた如く 黒ダイヤ手にする
「大店のいとはんやつた」と若き日の写真撫でつつ祖母笑み給ふ
海沿いのお土産店はなぜかしら何処の海でも昭和の残り香
君とよく時間潰した喫茶店 BGMはポール・モーリア
寒い日も 暴風雨でも ご来店 はずむあいさつ レジの活気よ
親切な店員さんがいるだけで好きなお店のリストに入る
菓子店の前通るたび覗き見る自分の目つき怖くないかな
放課後に集った店は跡形なし
ストリートビュー 素っ気なく告ぐ
呼び出しのボタンを押したその先に、あるんだけどさ、君を待つ僕
布団屋の閉店セール月末の
きっかけと理由の自己矛盾
閉店の10分前に来た客がメジャーで家具を測りはじめた
お祭りの夜店で買った綿あめを君と二人で食べた夏の日
商店街空き店舗目立ちかつての賑わい面影いづこ
女の子のやりたいお店ケーキ屋さんそんなに甘いものでもないよ
店先で客を迎えてにゃ~と鳴く看板猫の翡翠の瞳
川沿いの学校前の駄菓子店チョコとラムネと飴玉と夢
店先で見つけた君の茶色の目祈るみたいに舌で転がす
私(わたくし)の娘は選ぶ店頭の花苗の中枯れかけの子を
暮れかかる桜祭りの道筋を出店冷やかしゆるゆる歩く
有線が商店街の中流れ流行りの歌を教えてくれた
いつまでも続くものなど無いけれど あの店だけは潰れずにある
仕事帰りふと出会った宝飾店憑かれた如く
黒ダイヤ手にする
「大店のいとはんやつた」と若き日の写真撫でつつ祖母笑み給ふ
海沿いのお土産店はなぜかしら何処の海でも昭和の残り香
君とよく時間潰した喫茶店
BGMはポール・モーリア