・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
通過する ヘッドライトに 照らされた 霧雨が見え 手を翳しみる
手元には合格通知があるけれど 誰の涙が雨になったの?
カラフルな レインブーツが ピチャピチャと 僕の隣で はしゃぐ五月雨
午睡(ごすい)覚め パラタタタタタ 窓を打つ 雨粒見やり アクビを1つ
ガラス戸の 外に雨音 閉じ込めて 眠るあなたの腹がきゅるきゅる
スコールが去った浜辺に虹が出てこれから始まる夏の予感
幾千年絶える間も無く降り注ぐ 人の生命数える間も無く
雨に煙るビルの街並み梅田駅揉まれる人混みここは大阪
(B.J.)トーマスの「雨にぬれても」口ずさみ小雨降る中ステップ踏んで
雨の中しなる義足に力込め踏切板を蹴りてはるかへ
雨にぬれ匂うコンクリ 遠ざかる子供時代にノスタルジック
姿見の中の世界も閉ざされて冷たく煙る白き雨足
ぐんぐんと 一雨ごとに 伸びる草 ついこの間 刈ったばかりだ
束の間の雨上がりでも歩き出すいま梅雨だけど立ち上がる時
荒梅雨のたぎれる都市の一角の黒光りする屑鉄の山
雨燕(アマツバメ)鎌の切先ひるがえしぐるり切り取る青い天蓋
街灯の下で輝く金色の雨が一瞬止まって見える
雨来たり 涙もぽろり 脳内へ 晴れわたる日を 待ち遠し
曇天の 雨の気候に 傘を持ち 重い足取り 気分も重く
想定外大雨予報におののきて梅酒あおりて 眠り待つ夜
特売で買っちゃった苺三パックジャムを作ろう雨音の中
寝室に熱で寝られぬ君感じ 霧雨よその喉うるわせよ
霧雨にうたれ始まる初バイト 行けるものなら客で行きたい
ジメジメと梅雨の走りが顔を出しハザードマップちゃんと見直す
降りそうで降らない雨のような目がキラキラきらきらキらキらきラ☆
「コクられた」「ダレから?」「イイたくない」ひそひそと少女たちの雨の日
雨雲の泣きそうなのを映しつつおろおろと騒ぐ田の水面は
突然の雨にハンカチ間に合わずせめてティッシュで君の鼻拭く
雨上がり目を細めて仰ぎ見る田舎の母にも夏来にけらし
通過する ヘッドライトに 照らされた 霧雨が見え 手を翳しみる
手元には合格通知があるけれど
誰の涙が雨になったの?
カラフルな
レインブーツが
ピチャピチャと
僕の隣で
はしゃぐ五月雨
午睡(ごすい)覚め
パラタタタタタ
窓を打つ
雨粒見やり
アクビを1つ
ガラス戸の 外に雨音 閉じ込めて
眠るあなたの腹がきゅるきゅる
スコールが去った浜辺に虹が出てこれから始まる夏の予感
幾千年絶える間も無く降り注ぐ
人の生命数える間も無く
雨に煙るビルの街並み梅田駅揉まれる人混みここは大阪
(B.J.)トーマスの「雨にぬれても」口ずさみ小雨降る中ステップ踏んで
雨の中しなる義足に力込め踏切板を蹴りてはるかへ
雨にぬれ匂うコンクリ
遠ざかる子供時代にノスタルジック
姿見の中の世界も閉ざされて冷たく煙る白き雨足
ぐんぐんと
一雨ごとに
伸びる草
ついこの間
刈ったばかりだ
束の間の雨上がりでも歩き出すいま梅雨だけど立ち上がる時
荒梅雨のたぎれる都市の一角の黒光りする屑鉄の山
雨燕(アマツバメ)鎌の切先ひるがえしぐるり切り取る青い天蓋
街灯の下で輝く金色の雨が一瞬止まって見える
雨来たり 涙もぽろり 脳内へ 晴れわたる日を 待ち遠し
曇天の 雨の気候に 傘を持ち 重い足取り 気分も重く
想定外大雨予報におののきて梅酒あおりて
眠り待つ夜
特売で買っちゃった苺三パックジャムを作ろう雨音の中
寝室に熱で寝られぬ君感じ
霧雨よその喉うるわせよ
霧雨にうたれ始まる初バイト
行けるものなら客で行きたい
ジメジメと梅雨の走りが顔を出しハザードマップちゃんと見直す
降りそうで降らない雨のような目がキラキラきらきらキらキらきラ☆
「コクられた」「ダレから?」「イイたくない」ひそひそと少女たちの雨の日
雨雲の泣きそうなのを映しつつおろおろと騒ぐ田の水面は
突然の雨にハンカチ間に合わずせめてティッシュで君の鼻拭く
雨上がり目を細めて仰ぎ見る田舎の母にも夏来にけらし