・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
好きな歌好きな小説暗記して 君の気持ちを考えてみる
ひんやりと表紙の欠けを撫でている秋めくような香りを嗅いだ
本来はもっと怠惰で液体なわたしに拳突きつける君
灼けたページのしおりはレシート 消えた本屋の主人(あるじ)懐かし
書く人の 表現力と 読む人の 想像力で 小説は舞台
少しずつ傾いていく塔がある 本音を隠すたびに1°ずつ
本通り名だけ残してシャッター街背中丸めて通り抜ける人
文庫本スマホのように腰ポケに人それぞれに塩をひとつまみ
紙質が落ちたら読者の気も落ちる感性を育てるその本が
本屋より読者大賞できぬのか本を売るより心を買えよ
本を読む隙に盗(や)られた二駅分 窓なきメトロの時は霞むか
早熟の手引きとなった本棚のオヤジの背表紙しっかり引き継ぎ
読みかけの本を広げて夢をみるページをめくるあなたに出会う
日本語のほんとの意味を知りたくてひらがな並べ響きをなぞる
図書室で 厚い本で 隠す顔 隙間にみえる あなたの姿
本棚の掃除途中で放り出す手に取った本読めば止まらず
本当の気持ち伝えぬ後悔の最終電車の君を見送る
消費され消えてゆくのか古書店に山と積まれた流行の本
「チョコレート革命」の本今だから 歌人の歪んだ愛を探求す
不確かな 己の心空回り 問いただしても 本心見えず
特攻隊員の残せし辞世の句戦争は本当に許さぬ
図書館で予約した本自分の番待ち遠しい秋の夜長よ
心地よい眠りに誘う読み聞かせ母の優しき声はララバイ
本心を告ればすぐに「ごめんなさい」今の恋愛ゲームのごとし
兄嫁は疾うにスマホで本を読む紙が好きだと 今日も言い訳する
本棚に返せなかった詩集住む 来世で会ったらきっと返すね
古本に挟んで眠る恋文の時は流れど愛色褪せず
恐怖と好奇心が入り混じる ここは物語 頁の縁だ
このページばかり何度も捲るからページの隅に指跡残り
本好きは1度本屋に入るとね一万なんてすぐになくなる
時を越え本は証を残すもの 残したくない人の恥すら
スマホだけあれば読書もできるから荷物も本棚も軽い時代
新しい日本の首相石破さん どうかこの国より良い方へ
本棚に 賢治と太宰 写真立て 微笑む人と 壊れた時計
この先の本のページがめくれずに未来の夢をふくらませてゆく
星空で若きあなたに再会を絵本を読んで寝落ちした夜
気になっているあの子とは喋るけど視線が合わず本命はだれ
本番になると鼓動が高鳴ってリハーサルでは上手くできても
好きな歌好きな小説暗記して
君の気持ちを考えてみる
ひんやりと表紙の欠けを撫でている秋めくような香りを嗅いだ
本来はもっと怠惰で液体なわたしに拳突きつける君
灼けたページのしおりはレシート
消えた本屋の主人(あるじ)懐かし
書く人の 表現力と 読む人の 想像力で 小説は舞台
少しずつ傾いていく塔がある 本音を隠すたびに1°ずつ
本通り名だけ残してシャッター街背中丸めて通り抜ける人
文庫本スマホのように腰ポケに人それぞれに塩をひとつまみ
紙質が落ちたら読者の気も落ちる感性を育てるその本が
本屋より読者大賞できぬのか本を売るより心を買えよ
本を読む隙に盗(や)られた二駅分
窓なきメトロの時は霞むか
早熟の手引きとなった本棚のオヤジの背表紙しっかり引き継ぎ
読みかけの本を広げて夢をみるページをめくるあなたに出会う
日本語のほんとの意味を知りたくてひらがな並べ響きをなぞる
図書室で 厚い本で 隠す顔
隙間にみえる あなたの姿
本棚の掃除途中で放り出す手に取った本読めば止まらず
本当の気持ち伝えぬ後悔の最終電車の君を見送る
消費され消えてゆくのか古書店に山と積まれた流行の本
「チョコレート革命」の本今だから
歌人の歪んだ愛を探求す
不確かな 己の心空回り
問いただしても 本心見えず
特攻隊員の残せし辞世の句戦争は本当に許さぬ
図書館で予約した本自分の番待ち遠しい秋の夜長よ
心地よい眠りに誘う読み聞かせ母の優しき声はララバイ
本心を告ればすぐに「ごめんなさい」今の恋愛ゲームのごとし
兄嫁は疾うにスマホで本を読む紙が好きだと
今日も言い訳する
本棚に返せなかった詩集住む 来世で会ったらきっと返すね
古本に挟んで眠る恋文の時は流れど愛色褪せず
恐怖と好奇心が入り混じる
ここは物語 頁の縁だ
このページばかり何度も捲るからページの隅に指跡残り
本好きは1度本屋に入るとね一万なんてすぐになくなる
時を越え本は証を残すもの
残したくない人の恥すら
スマホだけあれば読書もできるから荷物も本棚も軽い時代
新しい日本の首相石破さん どうかこの国より良い方へ
本棚に 賢治と太宰 写真立て 微笑む人と 壊れた時計
この先の本のページがめくれずに未来の夢をふくらませてゆく
星空で若きあなたに再会を絵本を読んで寝落ちした夜
気になっているあの子とは喋るけど視線が合わず本命はだれ
本番になると鼓動が高鳴ってリハーサルでは上手くできても