・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
人生で最後の話し合いをする後悔しないように語らう
その話 そもそも聞いてないおそれ そもそもわかる気がないおそれ
未来から わざわざ話に 来たんだと 偉そに言うから 無視して帰した
就寝時 弟妹挟まれ 川の字で 昔話を 聞かせた遠き日
手話そして話せないのはボクだよね健常者って嫌な単語だ
どうしたの思い出話に潤む眼の昔の恋が頭を奪う
あの話なんて思わせぶりをして恋はいつでもきっかけ探し
語らへば古き話しの恨み節一族盛衰講釈打つ
恋話(こいばな)は苦手と言う娘が我と夫の出会いをしつこく尋ねる
天の月少し重くて秋の夜話恋にやつれて枕を恨み
テーブルの隣の彼らは最終話迎えて笑う、泣く、ハグをする
あら元気秋の色気や立ち話うすべに引いて艶めく言葉
ジャスミンの紅茶楽しむ茶話会の粧う山もまだ薄化粧
明日から方言入れて話そうと考えてみる席替えの夜
最終話だけを見逃す待っていたバッドエンドに抗いたくて
祖父がまだ生きてた頃を語る祖母 昔話の続きを生きる
初めてコメントします。 何だか好きです。
かよさん、コメントありがとうございます! 「何だか」という理由がとても光栄です。励みになります!
不景気な街でくすんだ人々の内緒話が黒く広がる
話題絶え窓の外へと目をやれば空がたたえる光冷たく
辛い体験も黙っていれば無かったことに話してもいいんだ
父母姉は話上手なのに何故か僕だけ話をするのが苦手
天才だ話題をそらす君の術いけない恋も笑いを誘う
ここだけの話といわれ聞いたけど 明日になったらみんな知ってる
冷蔵庫買ってあげると言う娘電話の 向こうにビールが透けてる
空白の答え合わせの言の葉は違えた距離を手探りで話す
「地球(ここ)だけの話だよ」って聞こえたの? 君とは宇宙でしか喋らない
そういえば隣の猫は死んだよと老母は話す帰省の夕べ
話し相手をしてくれてありがとうと 手を振りながら見送る母
ひとしきり近況報告したあとで会話がとぎれ天使が通る
悪友と語り明かした青き頃 どんな話をしてたのだろう
図書館前てとなりに立ちし人と休館ですねと会話する日
この後の「となりに立ちし人」との展開が色々想像できる歌で、面白くて好きです (^o^)
休館の 札の前にて 居合わせた 見知らぬふたり ・・この後どうなる?
四ツ目猫ノラ様 Soukaと申します。 コメントをありがとうございます。私の短歌からいろいろ想像していただいたこと、面白いといっていただいたことがうれしかったです。これを励みに歌を詠み続けたいと思います。
『かぐや姫』童話を信じ月を見た幼き頃に孫を重ねて
あの雨の後から蝉の声はせず アナウンサーの話す声だけ
話してよ君の悲しみ癒えるなら何でも聴くよ僕でいいなら
人生で最後の話し合いをする後悔しないように語らう
その話 そもそも聞いてないおそれ そもそもわかる気がないおそれ
未来から
わざわざ話に
来たんだと
偉そに言うから
無視して帰した
就寝時
弟妹挟まれ
川の字で
昔話を
聞かせた遠き日
手話そして話せないのはボクだよね健常者って嫌な単語だ
どうしたの思い出話に潤む眼の昔の恋が頭を奪う
あの話なんて思わせぶりをして恋はいつでもきっかけ探し
語らへば古き話しの恨み節一族盛衰講釈打つ
恋話(こいばな)は苦手と言う娘が我と夫の出会いをしつこく尋ねる
天の月少し重くて秋の夜話恋にやつれて枕を恨み
テーブルの隣の彼らは最終話迎えて笑う、泣く、ハグをする
あら元気秋の色気や立ち話うすべに引いて艶めく言葉
ジャスミンの紅茶楽しむ茶話会の粧う山もまだ薄化粧
明日から方言入れて話そうと考えてみる席替えの夜
最終話だけを見逃す待っていたバッドエンドに抗いたくて
祖父がまだ生きてた頃を語る祖母 昔話の続きを生きる
初めてコメントします。 何だか好きです。
かよさん、コメントありがとうございます!
「何だか」という理由がとても光栄です。励みになります!
不景気な街でくすんだ人々の内緒話が黒く広がる
話題絶え窓の外へと目をやれば空がたたえる光冷たく
辛い体験も黙っていれば無かったことに話してもいいんだ
父母姉は話上手なのに何故か僕だけ話をするのが苦手
天才だ話題をそらす君の術いけない恋も笑いを誘う
ここだけの話といわれ聞いたけど
明日になったらみんな知ってる
冷蔵庫買ってあげると言う娘電話の
向こうにビールが透けてる
空白の答え合わせの言の葉は違えた距離を手探りで話す
「地球(ここ)だけの話だよ」って聞こえたの? 君とは宇宙でしか喋らない
そういえば隣の猫は死んだよと老母は話す帰省の夕べ
話し相手をしてくれてありがとうと
手を振りながら見送る母
ひとしきり近況報告したあとで会話がとぎれ天使が通る
悪友と語り明かした青き頃 どんな話をしてたのだろう
図書館前てとなりに立ちし人と休館ですねと会話する日
この後の「となりに立ちし人」との展開が色々想像できる歌で、面白くて好きです
(^o^)
休館の
札の前にて
居合わせた
見知らぬふたり
・・この後どうなる?
四ツ目猫ノラ様
Soukaと申します。
コメントをありがとうございます。私の短歌からいろいろ想像していただいたこと、面白いといっていただいたことがうれしかったです。これを励みに歌を詠み続けたいと思います。
『かぐや姫』童話を信じ月を見た幼き頃に孫を重ねて
あの雨の後から蝉の声はせず
アナウンサーの話す声だけ
話してよ君の悲しみ癒えるなら何でも聴くよ僕でいいなら