・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
素の顔と鏡の中で見交わせり 勝手のわからぬ土曜朝9時
「変じゃない?」鏡よ鏡と尋ねられ 心配ご無用君は美し
面接を控え 鏡を覗くたび ユニフォーム着た 青写真の吾
面接の前に 髪形 服装を 何度もチェック 鏡の前で
うっすらと動いたようだ 鏡像は私であって私ではない
ひとごとのように葬儀は通り過ぎ眼鏡が汚れているのに気づく
吾子見ると 鏡に映る 我の様 叱る言葉も 途切れる程に
畳部屋に凛と佇む鏡台は眼力強しレースを かける
雲乗せて空のかけらが落ちている昨日の雨の残した鏡
十年前コンサートのため使いたり 今はメジロを探す双眼鏡
曇る鏡に映る私 言葉と記憶 灯りの下でゆっくり数える
おばさんの楽しいお話の相手は戦慄してるであろう鏡面
目に映る全ては光の結び目で眩しさは針、鏡とは布
雨去って鏡に変身水たまり 虹を写して空懐かしむ
雨去って鏡に変身水たまり 虹をうつして空懐かしむ
素の顔と鏡の中で見交わせり
勝手のわからぬ土曜朝9時
「変じゃない?」鏡よ鏡と尋ねられ
心配ご無用君は美し
面接を控え 鏡を覗くたび ユニフォーム着た 青写真の吾
面接の前に 髪形 服装を 何度もチェック 鏡の前で
うっすらと動いたようだ 鏡像は私であって私ではない
ひとごとのように葬儀は通り過ぎ眼鏡が汚れているのに気づく
吾子見ると 鏡に映る 我の様
叱る言葉も 途切れる程に
畳部屋に凛と佇む鏡台は眼力強しレースを
かける
雲乗せて空のかけらが落ちている昨日の雨の残した鏡
十年前コンサートのため使いたり
今はメジロを探す双眼鏡
曇る鏡に映る私 言葉と記憶 灯りの下でゆっくり数える
おばさんの楽しいお話の相手は戦慄してるであろう鏡面
目に映る全ては光の結び目で眩しさは針、鏡とは布
雨去って鏡に変身水たまり 虹を写して空懐かしむ
雨去って鏡に変身水たまり 虹をうつして空懐かしむ