・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
世の中の悪事をわしは許さない匿名仮面がネットを駆ける
紡ぎだす言葉が今日は見えなくて暑さのせいか心のせいか
ビルよりもBIGハムスター街にいてBIGひまわりのタネずんと吐く
ホールケーキあの日の愛のあたたかさあれが命の光となる今
ぐるぐると回る日々の光ささやかに 使い切りシャンプー我を癒やす
今度こそ筆を折るよという君がペンとノートは断捨離できず
受け止めた 気のない返信を 長押しす 知らせたくないと 信号を見る
出来ること愛おしみ自信に老いても明るく生きる
クマゼミの シャーシャー鳴く音 聞こえ出し 朝から喧し 夏本番
気づいても気づかぬふりして道を行く傷つきたくない傷つけたくない
思うほど切なさつのる夕暮れのふたつの影も今はひとつに
路上脇 伸びゆくアザミの棘の葉 刈る者おらず 咲いた紫
ただでさえ 悪い頭が 炎天下 停止音鳴る 思考の回路
雨音に囲まれ耳が塞がれて いっそ心は自由に羽ばたく
君在らば鳴き初む蝉も歌にせむ侘び住む身にはただ煩わし
祭りまで あと何日か 指折りて 浴衣に屋台 楽しみ待つ吾子
明るめの髪のせいかなまた今日も袋はあるかレジで聞かれる
蝉の声止むほど暗き 曇天の帰路の涼風 初秋(しょしゅう)の如し
機種換えてあたふたしてはショップまで即解決にあなたは天使
昨夜(きぞ)の雨止みたる庭にほのぼのと キジバト鳴いて朝が始まる
夏空の決して届かぬ白雲をアイスに代えてレギュラーダブルで
すべらかに未来へ進む水素バス瞳輝く幼(おさな)を乗せて
作業所の道路清掃評価され市、県、国から表彰されし
黒々と濡れた鋪道に散らされた百日紅の花踏まずに歩く
鉾がゆく無病息災念じつつ我ら案ずる 猛暑の曳き手
溺れてく 気づけばわたしは 海の中 泳げぬ羊は 息すらできぬ
初咲きの朝顔朝に見逃して帰りに萎れた花見て気付く
真白なるシーツの海に沈むとき夢のつづきはいつも泡立つ
母からの絵手紙の枠を突き破りきゅうりの緑ぐんと伸びする
水のごと形変えつつ逆らわず流れるように生きていきたい
世の中の悪事をわしは許さない匿名仮面がネットを駆ける
紡ぎだす言葉が今日は見えなくて暑さのせいか心のせいか
ビルよりもBIGハムスター街にいてBIGひまわりのタネずんと吐く
ホールケーキあの日の愛のあたたかさあれが命の光となる今
ぐるぐると回る日々の光ささやかに 使い切りシャンプー我を癒やす
今度こそ筆を折るよという君がペンとノートは断捨離できず
受け止めた 気のない返信を 長押しす
知らせたくないと 信号を見る
出来ること愛おしみ自信に老いても明るく生きる
クマゼミの シャーシャー鳴く音 聞こえ出し
朝から喧し 夏本番
気づいても気づかぬふりして道を行く傷つきたくない傷つけたくない
思うほど切なさつのる夕暮れのふたつの影も今はひとつに
路上脇 伸びゆくアザミの棘の葉
刈る者おらず 咲いた紫
ただでさえ 悪い頭が 炎天下 停止音鳴る 思考の回路
雨音に囲まれ耳が塞がれて
いっそ心は自由に羽ばたく
君在らば鳴き初む蝉も歌にせむ侘び住む身にはただ煩わし
祭りまで あと何日か 指折りて
浴衣に屋台 楽しみ待つ吾子
明るめの髪のせいかなまた今日も袋はあるかレジで聞かれる
蝉の声止むほど暗き 曇天の帰路の涼風 初秋(しょしゅう)の如し
機種換えてあたふたしてはショップまで即解決にあなたは天使
昨夜(きぞ)の雨止みたる庭にほのぼのと
キジバト鳴いて朝が始まる
夏空の決して届かぬ白雲をアイスに代えてレギュラーダブルで
すべらかに未来へ進む水素バス瞳輝く幼(おさな)を乗せて
作業所の道路清掃評価され市、県、国から表彰されし
黒々と濡れた鋪道に散らされた百日紅の花踏まずに歩く
鉾がゆく無病息災念じつつ我ら案ずる
猛暑の曳き手
溺れてく 気づけばわたしは 海の中
泳げぬ羊は 息すらできぬ
初咲きの朝顔朝に見逃して帰りに萎れた花見て気付く
真白なるシーツの海に沈むとき夢のつづきはいつも泡立つ
母からの絵手紙の枠を突き破りきゅうりの緑ぐんと伸びする
水のごと形変えつつ逆らわず流れるように生きていきたい