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タイプではないとそっぽを向いてても魔法のように恋は始まる
陽が沈み夜の始まるその時に明けてくれるなと思う日もあり
文月と共に目覚むる百日紅 百日の間の夏の始まり
久々に揃った顔がどことなく大人びて見える始業式の朝
雨に濡れて歩いた道をわすれない ふたり、嵐の只中にいた
「おはよう」で始まる朝は良いよね,ね 光よ風よ さえずる鳥よ
始祖鳥という鳥の名を覚えていたが今からは覚えないだろう
始まりはカレーの美味い喫茶店がっつく俺に君は微笑む
駅をでて 広がる海と 物語 恋が始まる ふれあう肩に
文月の 始まりに咲く 贈り物 白き小さな マンリョウの花
始めても 村一片の 品定め 門前に過ぐ 風に色なし
青空を一直線に切り裂いてジェット機は行く夏がはじまる
幼虫を飼い始めたら急く孫たち 根比べするカブトムシ出づ
九時半にラジオ体操CDが流れ始まる作業所の朝
気が付けば浴衣姿の君が居て交わす目と目が始まりの音
川の音と始まる前のワクワクが薄闇に溶ける打ち上げ花火
始まるはいつも突然終わるのも同じと知れど夏は切なくて
何事も始まり終わり在る定め我も何時しか土へと還る
始まりは「きっと詩人になるよ」って母のつぶやき優しい呪文
冷やし中華始めましたと街中華ドアに貼られた紙に書かれて
まだ眠い人らをそっとあやすようゆっくり走る始発の電車
タイプではないとそっぽを向いてても魔法のように恋は始まる
陽が沈み夜の始まるその時に明けてくれるなと思う日もあり
文月と共に目覚むる百日紅
百日の間の夏の始まり
久々に揃った顔がどことなく大人びて見える始業式の朝
雨に濡れて歩いた道をわすれない ふたり、嵐の只中にいた
「おはよう」で始まる朝は良いよね,ね 光よ風よ さえずる鳥よ
始祖鳥という鳥の名を覚えていたが今からは覚えないだろう
始まりはカレーの美味い喫茶店がっつく俺に君は微笑む
駅をでて 広がる海と 物語 恋が始まる ふれあう肩に
文月の 始まりに咲く 贈り物 白き小さな マンリョウの花
始めても 村一片の 品定め
門前に過ぐ 風に色なし
青空を一直線に切り裂いてジェット機は行く夏がはじまる
幼虫を飼い始めたら急く孫たち
根比べするカブトムシ出づ
九時半にラジオ体操CDが流れ始まる作業所の朝
気が付けば浴衣姿の君が居て交わす目と目が始まりの音
川の音と始まる前のワクワクが薄闇に溶ける打ち上げ花火
始まるはいつも突然終わるのも同じと知れど夏は切なくて
何事も始まり終わり在る定め我も何時しか土へと還る
始まりは「きっと詩人になるよ」って母のつぶやき優しい呪文
冷やし中華始めましたと街中華ドアに貼られた紙に書かれて
まだ眠い人らをそっとあやすようゆっくり走る始発の電車