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蝉時雨 終戦の日の入り日受く語りし声は遠く聞こゆる
この夏の猛暑を早く終わらせて無神論者も手を合わす夜
結末の知りたさと終わる寂しさで頁をめくる右手は惑う
真夜中の最終列車を見送って駅は静かに瞼を閉じる
赤とん女孫らの頭上を一周し プーサイドの夏も終わりたり
人類の 滅亡までは あとわずか 終末時計の 針は止まらない
この夏もフェアで五冊の本求め楽しく読み終え棚に収めぬ
終活の思うようには進まぬを暑さのせいと言い訳をして
終戦の日は頭(こうべ)垂れ黙祷し「火垂るの墓」を絶対に見る
終バスの誘導灯かバス停でバス待つ間スマホ見る客
シャボン玉 空飛び割れて 消えてゆく 終わらないよと 飛ばす未来を
蝉時雨 終戦の日の入り日受く語りし声は遠く聞こゆる
この夏の猛暑を早く終わらせて無神論者も手を合わす夜
結末の知りたさと終わる寂しさで頁をめくる右手は惑う
真夜中の最終列車を見送って駅は静かに瞼を閉じる
赤とん女孫らの頭上を一周し
プーサイドの夏も終わりたり
人類の 滅亡までは あとわずか 終末時計の 針は止まらない
この夏もフェアで五冊の本求め楽しく読み終え棚に収めぬ
終活の思うようには進まぬを暑さのせいと言い訳をして
終戦の日は頭(こうべ)垂れ黙祷し「火垂るの墓」を絶対に見る
終バスの誘導灯かバス停でバス待つ間スマホ見る客
シャボン玉 空飛び割れて 消えてゆく
終わらないよと 飛ばす未来を