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コブクロの「太陽」聴く度思い出す子供の頃の淡き初恋
重陽の節句を祝う菊なます彩り添える秋の食卓
陽の奥に潜んだ陰は剥き出しの陰よりずっと重くて黒い
愛鳥を手に乗せ腕を高く挙げ一番だよと陽光に照らし
亡き人との日々は陽光に刻まれし芒の原を彷徨うごとく
ビルを背に陽炎のたつアスファルト体温超えの都心の土曜
桜どき生れい出て太陽のごとく 明るくと「陽桜」(ひお)と名付ける
陽光を追う向日葵の情熱に負けないぼくのきみへの想い
幸せは 朝陽を浴びて よく食べて 夕陽に泣いて よく眠ること
向日葵の顔は太陽信じきり一斉に君を見つめてる
陽当たりの悪い部屋にて重宝すスーパーで買うミックス花束
午後三時図書館の隅青年が太宰の「斜陽」を伏せ眠りおり
西の陽を背中に受ける帰り道影がちょっぴり短くなった
夢の中 父の面影 陽炎の 向こうに見えて 届かぬ声が
九月とは思えぬ陽射し今日も鳴る熱中症の警戒放送
青空の夏の陽射しをものとせずツクツクボウシの秋を呼ぶ声
君去った遠い線路に陽が差して輝く様を一人見ていた
コブクロの「太陽」聴く度思い出す子供の頃の淡き初恋
重陽の節句を祝う菊なます彩り添える秋の食卓
陽の奥に潜んだ陰は剥き出しの陰よりずっと重くて黒い
愛鳥を手に乗せ腕を高く挙げ一番だよと陽光に照らし
亡き人との日々は陽光に刻まれし芒の原を彷徨うごとく
ビルを背に陽炎のたつアスファルト体温超えの都心の土曜
桜どき生れい出て太陽のごとく
明るくと「陽桜」(ひお)と名付ける
陽光を追う向日葵の情熱に負けないぼくのきみへの想い
幸せは 朝陽を浴びて よく食べて 夕陽に泣いて よく眠ること
向日葵の顔は太陽信じきり一斉に君を見つめてる
陽当たりの悪い部屋にて重宝すスーパーで買うミックス花束
午後三時図書館の隅青年が太宰の「斜陽」を伏せ眠りおり
西の陽を背中に受ける帰り道影がちょっぴり短くなった
夢の中 父の面影 陽炎の
向こうに見えて 届かぬ声が
九月とは思えぬ陽射し今日も鳴る熱中症の警戒放送
青空の夏の陽射しをものとせずツクツクボウシの秋を呼ぶ声
君去った遠い線路に陽が差して輝く様を一人見ていた