2024年2月9日に参加•11時間
寄り添って やっとひとりの わたしたち わたしをさがし 生まれきた人
以前アップした短歌と結び付けられずアップアップしてる人٩( ᐛ )و仕方ないから少しずつ再投稿
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のぞき見る 君の瞳に 映る我 初めてわかる これが我かと
題『目』 にて
月は今 雲の合間を 縫って行く 毛布に潜る 君の窓辺に
題『月』 にて
あさがおの パラソルとじて 携える 滴る水の 流れ とうとう
寄り添って やっとひとりの わたしたち わたしをさがし 生まれきた人 にて
君と寝る 半分ずつに 引き裂いた ひとつになれぬ 魂抱え
題『夜』 にて
このみちを 行くは誰かと 尋ねれば 残り香 ふわり こいと いうきみ
題『森』 にて
一面に 濁った海の 色の空 かみなり割いて ザンザ降る雨
題『空』 にて
かの母の 胎内思う 大暑の日 汗をかきつつ 墓参にまいる
題『汗』 にて
シュロの葉を 魚拓へかえた 虎が雨 攫い打ちつけ 靴下かたほう
題『自由詠』 にて
家にいる 夏の間は 窮屈で でも学校に 行きたくもなく
題『夏休み(テーマ詠)』 にて
待っている パピコをひとつ もらえるの きみからほしい パピコをひとつ
題『アイス』 にて
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