バイバイを惜しむ人らを改札に防波堤めく自動改札
題『駅』 にて
カーテンを開けて開けてと声がする正月らしい冬の光量
題『正月』 にて
暮春 いま頭上に降るのが花であれ槍であっても光ればいいや
題『暮』 にて
もう会わない人にも星はまたたいて愛を注げるひとになりたい
題『会』 にて
キッチンで洗うお皿の音たちが耳でふたたびパーティーをする
題『パーティ(テーマ詠)』 にて
品川のアクアリウムに置いてきたさよなら 水槽の中で死にたい
題『品』 にて
二馬身差くらいで月はついて来るおとうとの声を背に感じてる
題『二』 にて
カーテンのやさしい波をよせ集め窓辺で冬をふゆと呼びたい
題『カーテン』 にて
サンタさんは世界に何人いるのだろううちにも忘れずに来て欲しい
題『忘』 にて
回遊魚が大きく光るいつだって楽しいきみの雑学を聴く
題『学』 にて
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