恋子 人
恋子 Hama おむすびを 頬張っている 昼下がり コンバイン停め 日陰に二人
梅鶏 手を振って来る人全てに手を振って子供のなかに境界はない
ちょこのん 正直に生きてた人のくちびるに、小さな嘘でキスしてみたい
恋子 たまゆらの古人を騙り大和路の時空に触れて不知を恥じ入る
恋子 まどろめば浮かんで消えて一行詩夢路に残す儚き詩人
行雲流水 破調編 人は行く 踏みにじられた 尊厳を 取り戻すため 唇、噛んで 157
行雲流水 破調編 短歌詠む 人はそれぞれ 違えども この瞬間を 同じく生きて 155
めるへん ばあちゃんが教えてくれたことそれは人はいっぱい甘えていいと
Hama