めるへん

独裁者批判したとて所詮歌変わることなくますます憎し

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恋子

あるひとは秋の詩を書くあのひとは秋の絵を描く秋の恋歌

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匿名さん

序詞も 枕詞も 反復も 倒置も縁語も 何もない歌

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澄水

鳥の歌朝の光が差してきて夜は明けにけり自由と平和

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平見翠玉

私は雲と風と花を歌っていれば良かった君は嫌がった

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めるへん

感傷か詩情なのかな九月とは想いを寄せる歌の多さよ

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恋子

歌詠みが指折り数え首傾げ数え歌なら寝て暮らせるに

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澄水

一心に念仏称え短歌詠む此処は浄土で我は澄水

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澄水

人生は三文オペラ空騒ぎ短歌信心以外は全て

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澄水

閉塞の世に風穴を開けるのは言葉の力短歌詠みませ

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