パパ猫

眼を凝らす 心の感度を守るため 足音もなく忍び寄るもの

0
恋子

聴く音も昨日と違う今日は秋心で聴けば不思議が聞こゆ

0
サルトビ

補聴器を 付けて始まる 生活よ 周りの音の 煩わしさよ

0
ふゆねこ

暗闇の扉を開けて日は登る音もたてずに気遣うように

0
パパ猫

甲子園二回戦の音聞きながら風に吹かれて晩夏の昼寝

0
こゆびびび

バタ、バタタッ 軒先たたく 水音は 夕暮れを駆ける 雨の足音

0
こゆびびび

夜の雨 止んで夏の香 さらに濃く 濡れた青空 蝉の音響く

0
恋子

看護師の夜勤の足音浮かぶ顔寝たふりしょうか声かけようか

0
Mラビット

キスの音重なる二人包んでく覗く花火は秘密を守る

0
めるへん

ぎこちなくATMを扱えば音声うるさく尻を叩かれ

0